5月24日(土)インテックス大阪で亀田和毅、重岡銀次朗のダブル世界戦が行われる。それぞれの試合について、知っておくべきポイントを5つずつまとめた。
📢【LIVE】5.24『亀田和毅&重岡銀次朗 W世界戦』をリアルタイムで速報します🤜
🥊 亀田和毅 vs アンジェロ・レオ(IBF世界フェザー級タイトルマッチ)
亀田家の集大成として挑む世界戦
世界2階級制覇王者の亀田和毅にとってこの試合は約5年10か月ぶりの世界戦。トレーナーは父・史郎氏、プロモーターは長兄・興毅氏という「亀田家集大成」で世界3階級制覇に挑む。王者アンジェロ・レオの戦績
アンジェロ・レオは、アメリカ出身の31歳で26戦 25勝 (12KO) 1敗。2020年8月にはWBO世界スーパーバンタム級王座を獲得。2024年8月に10回KOでルイス・アルベルト・ロペスを下してIBF世界王者となった。王者レオの唯一の黒星相手
レオのキャリア唯一の負けはスティーブン・フルトン。2021年1月の対戦で、1Rで負った左目上カットの影響に加え、ボディ攻撃に執着し過ぎたか、技巧派フルトンに0-3で敗れた。試合の行方
亀田の自身の距離を保ってテクニックと手数で稼ぐスタイルと、レオの距離感を潰して強打を打ち込むスタイルの対決が見どころ。亀田は遠近両方で戦えるものの、パンチ力不足が指摘されており、強打を持つレオに対して自身の距離を守れるかがキーとなりそうだ。勝者の今後
フェザー級はWBC王者フルトン(スーパーフェザー級転向報道あり)やWBO王者ラファエル・エスピノサ、ランカーにはブルース・キャリントン、ブランドン・フィゲロア、ロベイシ・ラミレスなど実力者も多い。この試合の勝者は他団体王者との統一戦や、WBA王者ニック・ボールへの挑戦が噂される井上尚弥との対戦の可能性もでてくる。
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🥊 重岡銀次朗vsタドゥラン(IBF世界ミニマム級タイトルマッチ)
再戦の背景
両者は2024年7月に対戦し、ペドロ・タドゥランが9回TKOで勝利し、重岡銀次朗からIBF世界ミニマム級王座を奪取。重岡はこのダイレクトリマッチが復帰戦となる。前回の試合展開
前回の試合では、タドゥランの左ストレートにより重岡が眼窩底を骨折。試合を優位に進めた。現王者タドゥランのスタイル
タドゥランは163cmのサウスポーで、強力な左ストレートを軸に手数の多さとフィジカルの強さが武器。プロキャリア中でKO負けがない。重岡の戦術変更
重岡は前回の敗戦を踏まえ、打ち合いを避けてステップワークとスピードを活かしたポイントアウトを狙う戦術が求められる。153cmの重岡はリーチ面でも劣勢のため、スピード勝負で間合いの出入り時にどこまで被弾を抑えられるかがキモとなりそうだ。試合の予想
重岡はリーチで劣る分、アウトボクシングを維持するのは難しく、かといってインファイトは王者の回転力に押し負ける可能性が高い。現王者タドゥランが試合をコントロールし、中差以上の判定勝ちを収めると見られる。
📅大会概要(日程・会場・注目カード)
- 大会名:『3150 x LUSHBOMU vol.6』(サイコーxラッシュボム・ボリューム6)
- 日程:2025年5月24日(土)11:45開始予定/18:15頃終了予定
- 会場:インテックス大阪(大阪府大阪市)
- メインイベント:IBF世界フェザー級タイトルマッチ 12回戦
アンジェロ・レオ(王者、アメリカ)vs 亀田和毅(TMK) - セミファイナル:IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 12回戦
ペドロ・タドゥラン(王者、フィリピン)vs 重岡銀次朗(ワタナベ) - 配信媒体:ABEMA(アベマ)ボクシングチャンネル
- 配信時間:2025年5月24日(土)11:00〜
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