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ヤンキースのジャズ・チザムJr.の退場劇後のSNS投稿がリーグの調査対象に

コントリビューター
石山修二 Shuji Ishiyama
コントリビューター
Kevin Hickey
ヤンキースのジャズ・チザムJr.の退場劇後のSNS投稿がリーグの調査対象に image

ニューヨーク・ヤンキースのジャズ・チザムJr.は現地17日(木)の夜、ヤンキース移籍後初となる退場処分を受け、多くの注目を集めた。

主審のジョン・ベーコン氏のストライク判定を巡って口論の末に退場処分を受けたチザムは、即座にソーシャルメディアで不満を爆発させた。

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チザムは退場処分直後、X(旧Twitter)に投稿し、後に削除した不適切投稿(NSFW=Not Safe for Work)の中で、タンパベイ・レイズの投手メイソン・モンゴメリーがカウント3-2から投げ込んだ球をストライクとコールし、チザムを三振にしたベーコン氏の判定についてFワードを交えながら不満を表した。

退場処分を受けたチザムは試合に戻ることは許されなかった。だが、まだ試合中であったにもかかわらず、チザムが電子機器を使用して投稿したことはMLBの規則違反にあたる。さらに、選手会(MLBPA)のソーシャルメディアポリシーでも、選手は「メジャーリーグの審判の公平性を疑問視したり、誹謗中傷する内容」を「表示または送信してはならない」と定められている、とスポーツニュースサイト『The Athletic』のクリス・キルシュナー記者が報じている

MLBのスポークスパーソンは声明の中で、リーグが事態を調査中であり、処分が下される可能性があることを明かした。

(ジャズ・チザムjr.がストライクとボールの判定をめぐる口論で退場処分に)

チザムはここまで調子が良いのか悪いのか、不思議なシーズンを送っている。19試合に出場し、打率は.169ながら、6本塁打を放ち、OPSは.722を記録している。今季チザムが放ったヒットは12本だが、そのうちの半分がホームランとなっている。そして三振率はキャリアハイの32.1%に上っている。

良きにつけ悪しきにつけ、その一挙手一投足がニュースとなるチザムに対し、今回は何らかの処分がリーグから下される可能性が高くなってきた。結末がどうなるか注目されるところだ。

原文:MLB investigating Jazz Chisholm's NSFW post after first Yankees ejection
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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