競走馬の生産・育成を行う下河辺牧場のXが14日に更新され、同牧場出身のG1馬・ドルチェモアが競走馬を引退したと発表した。今後は乗馬に転身する予定。
ドルチェモアが競走馬を引退しました。
— 下河辺牧場 (@Shi_mo_ko_be) July 14, 2025
嬉しいこともありましたが、もどかしくて悔しいことが多かった現役生活ではあったと思います。
それでも無敗で朝日杯を勝って、たくさんの人に支えてもらいながら本当によく頑張ってくれました、誰がなんと言おうと立派です。
お疲れ様!! https://t.co/MK4Jm4C1rt
同馬は栗東の須貝尚介厩舎から2022年8月20日にデビュー。新馬戦、サウジアラビアRC(G3)を連勝し、G1初出走の朝日杯FSを1番人気で勝利した。
しかし、それ以降は勝ち鞍に恵まれず、美浦・上原佑厩舎、栗東・高橋一厩舎と転厩を経て2024年には地方競馬の大井に移籍していた。中央競馬では15戦3勝、地方競馬では6戦0勝だった。
ドルチェモアのデータ
血統:父ルーラーシップ、母アユサン
馬主:(株)スリーエイチレーシング
中央獲得賞金:1億1154万円
主な勝ち鞍:2022年朝日杯フューチュリティステークス
馬名の由来:甘い(イタリア語)+もっと
生年月日:2020年2月21日