【元競馬記者が予想】ラジオNIKKEI賞2025予想・買い目|さきたま杯は本命が1着好走!

阿部泰斉 Taisei Abe

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6月29日(日)に福島競馬場で3歳馬限定ハンデ重賞のラジオNIKKEI賞(G3、芝1800メートル)が行われる。今年はスプリングS​で2着好走のフクノブルーレイク(牡、竹内)、2015年ラジオNIKKEI賞以来10年ぶりの福島競馬重賞騎乗となるルメール騎手鞍上・モティスフォント(牡、田村)など14頭が名を連ねた。

ここではレースの予想のポイントと予想・印、買い目を紹介する。2025年函館記念の攻略ポイントはどこか。しっかりチェックしてほしい。


ラジオNIKKEI賞2025予想のポイント

ポイント①開幕週の小回りコース

舞台の福島競馬場は直線距離約292メートルと小回りコースだ。スパートをかけるラスト3F(600メートル)が3角入口から設定されていることから、コーナーを器用に回る能力が求められる。

加えて同重賞は2回福島の開幕週に設定されていることから、例年傷みのない綺麗な馬場で行われる。したがって逃げ・先行馬が台頭しやすく、差し馬であっても道中はラチ沿いに位置できる馬を中心に買いたい。


ポイント②3歳のハンデ重賞

出走馬の実績や状態を考慮し、出走馬すべてに勝利のチャンスを与えるように斤量に差をつけるのがハンデキャップ。昨年は最軽量ハンデの12番人気メイショウヨゾラが逃げて4着とあわや馬券圏内に。

例年斤量が軽い逃げ・先行馬が奮闘することからも、同様の馬には気を付けたいところだ。


ラジオNIKKEI賞2025展開予想

トレサフィールが逃げる。ゲートの出と二の脚の速さが今メンバーでは数段上だ。そこに大外枠のショウナンマクベスが競りかけて番手に。最内枠のエキサイトバイオ、スナークピカソが続く。

前日1番人気のフクノブルーレイクはゲートの出がゆっくり。道中は中団から後方のラチ沿いに位置する。


ラジオNIKKEI賞2025予想

本命◎⑪トレサフィール

前述の通り、二の脚のスピードが今メンバーではずば抜けている。他馬も簡単には競りかけることができない。今開催では馬券圏内のホットスポットであるラチ沿いを確実に取ることができ、軸向きと言える。

稀にいる玉砕覚悟で逃げ馬に絡みにいくような馬がいた時だけ怖いが、基本的には番手以下を離して逃げられるだろう。


対抗〇①エキサイトバイオ

確実にラチ沿いを取れる①番枠は最高の枠。スタートも速く、前目の位置を取ることができる。逃げ馬を行かせて虎視眈々とラチ沿いで構えておけば、楽しみな結果が待っている。

調教でも坂路の動きはいかにも好調子と言った登坂だった。そこまで人気が出ないところも含めて、馬券的には妙味のある馬だ。

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その他注目馬

センツブラッドはスタートが上手く、ラチ沿いを取れる。先行差しの形が取れれば、勝ちまである。

インパクトシーはゲートの出こそ不安定だが、二の脚が速い。加えてコーナリングが上手い馬で、いかにも小回り向きだ。

フクノブルーレイクも能力は高い。内枠からラチ沿いで溜めて、コーナーから進出して最後の直線で突っ込んできそうだ。


ラジオNIKKEI賞2025の印​

◎⑪トレサフィール

〇①エキサイトバイオ

▲⑤センツブラッド

☆⑦インパクトシー

△②フクノブルーレイク、⑫バズアップビート、⑥ビーオンザカバー


ラジオNIKKEI賞2025の買い目

馬連⑪ー①⑤⑦②⑫⑥(6点)

3連複⑪ー①⑤⑦②⑫⑥(15点)

合計21点で勝負だ。

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阿部泰斉 Taisei Abe

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。法大を卒業後、スポーツ新聞社に就職。アマチュア野球、競馬の担当を経て2024年に退職。現在はお笑い芸人として日々鍛錬を積んでいる。新聞社時代、野球担当では高校までの野球部経験を活かして甲子園取材を経験。競馬担当では美浦トレーニングセンターでの日々の調教から、競馬場でのレース取材まで幅広く担当。結果を出す馬の特徴を研究した。