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ニックスがピストンズに競り勝ってシリーズ2勝1敗とリード タウンズやブランソンが活躍|NBAプレイオフ2025

大西玲央 Reo Onishi

坂東実藍 Miran Bando

ニックスがピストンズに競り勝ってシリーズ2勝1敗とリード タウンズやブランソンが活躍|NBAプレイオフ2025 image

NBA Entertainment

4月24日(日本時間25日)、ミシガン州デトロイトのリトル・シーザーズ・アリーナにてイースタン・カンファレンスのプレイオフ1回戦、ニューヨーク・ニックス対デトロイト・ピストンズの第3戦が行われ、ニックスが118-116の勝利でシリーズ成績を2勝1敗とした。

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チーム1Q2Q3Q4Q合計
ニックス33332725118
ピストンズ27263033116
ボックススコア

初戦は第3シードのニックスがホームで制したものの、第2戦は第3シードのピストンズが敵地で勝利。シリーズを1勝1敗とした状態でピストンズのホームへ移動していた。

ニックスはカール・アンソニー・タウンズが活躍し、前半に一時14点差をつけると、13点をリードしてハーフタイムに突入する。

後半、第3Qに1点差まで詰め寄られたニックスだが、終盤にジェイレン・ブランソンの連続レイアップで7点をリード。残り5.8秒にティム・ハーダウェイJr.の3ポイントショットで3点差とされるも、同3.5秒にブランソンがフリースローを1本沈めて4点差とし、同0.5秒にもブランソンが再びFTを成功。2本目を意図的に失敗して競り勝った。

ニックス(1勝1敗)はカール・アンソニー・タウンズが31得点、8リバウンド、ブランソンが30得点、7リバウンド、9アシスト、OG・アヌノビーが22得点、ミケル・ブリッジズが20得点、7リバウンド、ジョシュ・ハートが6得点、11リバウンド、9アシストを記録している。

一方、ピストンズ(1勝1敗)はケイド・カニングハムが24得点、7リバウンド、11アシスト、4スティール、ハーダウェイJr.がプレイオフ自己最多となる7本の3P成功で24得点、デニス・シュルーダーが18得点、5リバウンド、ジェイレン・デューレンが16得点、8リバウンド、マリーク・ビーズリーが12得点をマークした。

ロードでの第2戦でプレイオフでの連敗記録を15で止めたピストンズだが、プレイオフのホームゲームではこれで8連敗。2008年を最後に白星がない。1968年から1971年にかけてのフィラデルフィア・76ersのNBA記録まであとひとつとなっている。

第4戦は4月27日(日本時間28日)に、再びリトル・シーザーズ・アリーナで行われる。


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大西玲央 Reo Onishi

アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。

坂東実藍 Miran Bando

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。