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ドジャースがロッキーズ戦で6失点のボビー・ミラーのマイナー降格を早々に決断

コントリビューター
石山修二 Shuji Ishiyama
コントリビューター
Jackson Roberts
ドジャースがロッキーズ戦で6失点のボビー・ミラーのマイナー降格を早々に決断 image

野球界のトップレベルで成功を収めることは、過去にそれを経験してきた選手であっても極めて困難だ。

ロサンゼルス・ドジャースのボビー・ミラーは2024シーズン以来、その教訓を繰り返し痛感している。ミラーは2023年のルーキー・シーズンに素晴らしい成績を残したが、以降は次から次へと逆境に直面している。

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昨シーズン、13試合の先発で防御率8.52と苦戦したミラーは今年も開幕前に3Aオクラホマシティへ降格させられた。そしてマイナーリーグで安定した成績を残して現地16日(水)の夜にメジャーリーグ復帰の機会を得たものの、今回も結果を出すことはできなかった。

コロラド・ロッキーズ戦に先発したミラーは3イニングを投げ、マイケル・トグリアの満塁弾とミッキー・モニアクのソロの2発を含めて自責点6点を記録した。三振は7つ奪ったものの、結果的には最悪の出来だったと言わざるを得ない。

翌17日(木曜)、ドジャースは早々にミラーの3Aオクラホマシティへの再降格をソーシャルメディア上で発表した

2024年の開幕開始以来、ミラーはトリプルAでこそ38回2/3イニングで4.18の防御率とそれなりの結果を残しているが、メジャーリーグでは59イニングを投げて防御率9.02、FIPは7.00で被本塁打は19本にのぼっている。

ミラーはロッキーズ戦でもコンスタントに98マイル(約157キロ)の速球を投げており、その素質には疑問の余地はない。ただ、制球力は大きな課題だ。被本塁打の数、そして昇格前のトリプルAでも12イニングで11四死球を許していたことはその表れといえる。

ドジャースは今季中、マイナーオプションの制限となる5回までミラーの昇格と降格を繰り返すことは可能だ。だがその間に結果を残せないと、強力な投手陣を擁するドジャースの中でミラーの居場所は失われてしまうことにもなりかねない。

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原文:Dodgers make fast decision on Bobby Miller's roster status after awful 2025 debut
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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