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デイブ・ロバーツ監督が不振のアンディ・パヘスに復調までの期限を設定

コントリビューター
石山修二 Shuji Ishiyama
コントリビューター
Peter Chawaga
デイブ・ロバーツ監督が不振のアンディ・パヘスに復調までの期限を設定 image

ロサンゼルス・ドジャースは、昨年のワールドシリーズ制覇の後も積極的なオフシーズンを経て多くの新戦力をチームに加えた。

大谷翔平、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンといったスター選手を擁するロスターには、新たにブレイク・スネル、タナー・スコット、佐々木朗希といった選手たちが加わった。ただこの選手層の厚さは、才能ある選手たちにとって活躍が求められるプレッシャーや、即座にベンチやマイナーリーグに追いやられる可能性も意味している。

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今その状況に置かれているのがアンディ・パヘスだ。パヘスは今季19試合中17試合に先発出場し、53打席で打率.151/出塁率.286/長打率.283と不振にあえいでいる。

ドジャースのデイブ・ロバーツ監督はこの状況を受け、パヘスに対して状況を改善するための明確な期限を設定した。

「アンディの状況については、150打席という基準で考えている」とロバーツ監督はドジャース専門メディア『Dodger Blue』の取材で語った。

ロバーツ監督は、パヘスがMLBデビューの2024年に残した打率.248/出塁率.305/長打率.407のパフォーマンスを取り戻せると信じている。しかし、パヘスはここまで63打席に立っており、150打席の期限までに残された時間は多くはない。

ドジャースにはパヘスの代わりに出場できる魅力的な選手が何人もいる。ロバーツ監督は、クリス・テイラーをもっと打席を立たせたいと考えていると語ったほか、キケ・ヘルナンデスも「この数日に打撃面で課題を克服した」と指摘した。

さらには、ドジャースにはマイナーリーグにも潜在的なオプションが控えている。このオフに3年総額1250万ドルの契約でドジャースに加入した韓国出身のスター内野手、キム・ヘソンがいる。キムは3Aで打率.284/出塁率.351/長打率.552、3本塁打と結果を残しており、メジャー昇格のタイミングが近づいていると考えられている。

もしパヘスが150打席までに調子を取り戻せないようなら、キムにMLBデビューのチャンスが巡ってくるかもしれない。

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原文:Dodgers send clear warning to struggling outfielder with Hyeseong Kim looming
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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