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ドジャースを放出されたギャビン・ラックスが新天地で「高校以来」の楽しさを満喫

コントリビューター
石山修二 Shuji Ishiyama
コントリビューター
Jackson Roberts
ドジャースを放出されたギャビン・ラックスが新天地で「高校以来」の楽しさを満喫 image

ロサンゼルス・ドジャースは今季開幕前、ロスターに優秀な選手を多く抱えすぎたため、チームでナンバー1の有望株と見られていたプロスペクトをトレードで放出した。

ギャビン・ラックスは2016年のMLBドラフトでドジャースが1巡指名した選手で、この10年間でドジャースが手にした2度のワールドシリーズ制覇の両方に貢献した。しかし、5シーズンにわたるアップダウンを経て、この冬にシンシナティ・レッズへトレードされた。

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トミー・エドマンとキム・ヘソンがセカンドにいたため、ドジャースは今シーズンのラックスに大きな役割を期待していなかった。だが今の活躍ぶりを見ると、わずかながら後悔の念を抱いているかもしれない。

ラックスは現在、レッズで打率.327/出塁率.416/長打率.439を記録し、ナショナル・リーグの打率部門で4位につけている。また、キャリア初となるレフトのレギュラーを勝ち取っている。最も重要なのは、毎日出場できる機会を得ていることだろう。

現地29日(火)、ラックスはドジャース・ファンが聞いたら眉をひそめるようなコメントを残している。毎日球場に行くことがこれほど楽しいと感じたのはいつ以来か尋ねられた時のことだ。

「いつも楽しいと思っているけど、たぶん高校以来かな」とラックスは地元テレビ局『NBC 5 Cincinnati』のチャーリー・クリフォード氏の取材で語った。

「みんな仲が良くて、若いチームだし、毎日球場に行くだけで、本当に興奮するんだ」

ラックスの言葉を補足するなら、かなり厳しい立場に置かれてきたことは間違いない。そしてレッズに移籍し、絶好調な今、「ドジャースにいた頃はもっと楽しかった」と今になって言うべきではなかったのは当然だろう。

しかし、ラックスが高校時代から現在のレッズに至るまでには9年間の時間があり、その9年間はすべてドジャースの組織でプレーしていた。その証拠に彼の指には2つのチャンピオンリングが輝いている。

ラックスがトレードされたことに対してまだ少し恨みを抱いているとしても、このやり取りでドジャースを批判する意図はなかったとしても、彼を非難することはできないだろう。

7月にドジャースがシンシナティを訪れた時、彼がどのようなプレーを見せるのか、今から楽しみだ。

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原文:Mike Trout injury update: Angels outfielder leaves game vs. Mariners with apparent left knee injury
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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