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Bリーグチャンピオンシップ準決勝組み合わせ・シリーズ別見どころ|2024-2025シーズン

濱口桃子 Momoko Hamaguchi

Bリーグチャンピオンシップ準決勝組み合わせ・シリーズ別見どころ|2024-2025シーズン image

©B.LEAGUE

男子バスケットボールBリーグの2024-2025年シーズンのポストシーズン(プレイオフ)、Bリーグチャンピオンシップのセミファイナル(準決勝)が2025年5月17日から始まる。

ここでは、チャンピオンシップの初戦を勝ち上がった4チームによる、セミファイナルの対戦組み合わせとシリーズ別の見どころをまとめる。

チャンピオンシップ出場クラブ

レギュラーシーズン60試合を戦い抜き、上位8チームがチャンピオンシップ(CS)への出場を決めた。CS出場順位は以下の通りだ。

  1. 宇都宮ブレックス
  2. 三遠ネオフェニックス
  3. 琉球ゴールデンキングス
  4. アルバルク東京
  5. 千葉ジェッツ
  6. 島根スサノオマジック
  7. 群馬クレインサンダース
  8. シーホース三河

セミファイナル 各対戦カードの見どころ

クォーターファイナルの対戦カードはすべて白熱した試合となったが、最終的には実力を示した4チームが勝ち上がった。

どのチームも昨シーズンのCSを経験しているが、いずれも優勝は逃している。昨シーズンの雪辱を果たすべく、セミファイナルはクォーターファイナル以上の熱戦が繰り広げられるに違いない。

各対戦カードの注目ポイントを紹介する。

宇都宮ブレックス vs 千葉ジェッツ

同じ東地区に属する、宇都宮と千葉Jの対戦。

今シーズンの対戦成績は、4戦のうち宇都宮が1勝、千葉Jが3勝だ。また、昨シーズンのCSで対戦した際には、2勝1敗で千葉Jが勝利している。

千葉Jはけが人に悩まされ、ワイルドカードを行き来するシーズンであったが、終盤は4月13日から怒涛の9連勝でレギュラーシーズンを終えた。

良いイメージのままCSに突入し、クォーターファイナルのGAME2では、けがから復帰した富樫勇樹の3ポイントシュートが大当たりした。富樫のみでなく、クリストファー・スミスやディー・ジェイ・ホグがCSでは連日2桁得点と調子を上げている。

宇都宮は、勢いに乗る千葉Jをどう止めるかがカギとなろう。

ウォーターファイナルのGAME1では、エース比江島慎が抑えられたが、高島紳司が4本の3ポイントシュートを含む14得点の活躍で勝利に貢献した。GAME2ではインサイド、アウトサイドと的を絞らせない攻撃で得点を重ねて連勝した。

さらに、CSでは、昨シーズンのMVP、D.J・ニュービルのアシストセンスが光る場面が多く、千葉J戦でも活かして得点を重ねたい。

三遠ネオフェニックス vs 琉球ゴールデンキングス

共に地区優勝した三遠と琉球の対戦だ。

今シーズンは、1勝1敗と互角の戦いであった。レギュラーシーズンは琉球ホームでの対戦だったが、CSは三遠ホーム開催とあり、三遠が短期決戦でのホームアドバンテージを活かせるかが見ものだ。

今シーズンのリーグ成績にて、三遠は「平均得点数」「3ポイント成功率」「平均アシスト数」「平均ブロック数」と4部門で1位となっている。これは攻守ともに非の打ちどころがないことを意味しているであろう。対する琉球も「平均リバウンド数」は1位、「平均得点数」は2位とリバウンドから生まれるチャンスを活かして切れていた。隙のない2チームの少しのミスが命取りになる可能性が高い。

CSクォーターファイナルでの三遠は、群馬に対して優勢な試合運びをして勝ち切った。特に印象的だったのは、点差を詰められた場面での集中力だ。何度も食らいついてくる群馬を振り落とすかのように、大浦颯太や津屋一球の3ポイントシュートで突き放した。

一方、島根と対戦した琉球は、相手のキープレイヤーである安藤誓哉を徹底的にマーク。得意の3ポイントシュートで勢いづかせない対策が効果的であった。攻撃面では、ヴィック・ローが連日の2桁得点とチームトップのアシスト数で貢献した。また、けがの岸本隆一の穴を埋めるかのように、小野寺祥太、平良彰吾らPG陣も奮闘し、クォーターファイナルはチーム全体でつかみ取った勝利であった。

初のセミファイナル出場を決めた三遠か、昨シーズンのファイナルまで進んだ琉球が勝つか、目が離せない一戦だ。

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りそなグループ B.LEAGUE チャンピオンシップ 2024-25 大会概要

  • 大会名:りそなグループ B.LEAGUE チャンピオンシップ 2024-25
  • 大会日程:2025年5月9日(金)~5月27日(火)
  • 出場クラブ数:8チーム
  • 競技方法:3戦のうち2戦先勝のトーナメント方式

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濱口桃子 Momoko Hamaguchi

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。愛知県出身。幼少期より地元・中日ドラゴンズの試合や大相撲など、自宅でのスポーツ観戦を日課とする。これまで野球・サッカー・ラグビー・バスケと幅広いジャンルの現地観戦の経験あり。最近はBリーグを多く観戦しているため、主にバスケの記事を担当。好きな選手は名古屋ダイヤモンドドルフィンズの齋藤拓実。また、学生時代より続けているテニスの競技経験を活かした記事も執筆している。