トレード問題で揺れるロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平だが、今シーズンは投手として非常に好調だ。28歳となった二刀流スターの投手としての圧倒的な成績を数字から紐解き、解説していこう。
Edward Sutelan
今年のMLBドラフト注目候補として突如浮上した大学生投手がいる。4月30日に米大学野球史上最速の時速105.5マイル(約169.8キロ)を記録したベン・ジョイスだ。今年になるまで目立った経歴がなかった21歳の剛腕について解説する。
MLBにおける3000本安打は、長いキャリアを通して積み上げられる記録であり、プロスポーツのマイルストーンとしても達成が難しい記録だ。近年では平均して4年に一度のペースで達成者が生まれており、日本人ではイチローが達成者として知られるが、4月23日に達成したデトロイト・タイガースのミゲル・カブレラを区切りに、史上最長の空白期間になる可能性があるという。その理由を探っていく。
プロ野球の歴史上、多くの完全試合が生まれた。しかし、佐々木朗希が4月10日に達成した完全試合より完全な記録はどこにも存在しないだろう。日本プロ野球(NPB)の千葉ロッテマリーンズに在籍する20歳の剛腕投手が、対戦相手のオリックス・バファローズの打者27人を全員アウトに打ち取ったのだ。それには日本タイ記録となる19奪三振も含まれていた。
新シーズンが始まる度に新戦力が頭角をあらわすのは、どんなスポーツでも歓迎すべきことだろう。今年のMLBでもボビー・ウィット・ジュニア、アドリー・ラッチマン、フリオ・ロドリゲスなどを筆頭にメジャー昇格をつかんだか、その兆しをみせている。MLBの新たなプロスペクト(有望株)たちを紹介する。
長引いたロックダウンの影響で遅れたものの、いよいよ4月8日からMLB2022年シーズンが開幕する。昨季MVP獲得のロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平に加え、元広島東洋カープの鈴木誠也のメジャーデビューも注目の今季。いかなる展開を迎えるのか、地区順位からプレーオフの顔ぶれ、ワールドシリーズ進出の可能性など、予測モデルとなる各種データをもとに米スポーティングニュースが徹底的に予想する。
アカデミー賞授賞式でのウィル・スミスによる司会者クリス・ロックへの平手打ち事件は、スミス本人の謝罪後も賛否両論となり、オスカー剥奪かとも騒がれている。そうした騒動を抜きにしても、アカデミー賞でスポーツ映画が受賞することは少ない。そんななかでも栄誉を勝ち取った作品とノミネートされた作品をたどっていく。
2015年からMLBのコミッショナーを務めるロブ・マンフレッド氏。ハーバード・ロー・スクール出身の弁護士でもある同氏だが、過去の不祥事や選手への対応などを巡る言動は、野球ファンの神経を逆なでし続けてきた。その信じがたい言動の歴史を掘り下げていこう。
MLBの元スター選手という立場から球団経営者に回ったデレク・ジーター氏が、マイアミ・マーリンズの共同オーナー兼CEOの職から離れることになった。マーリンズ立て直しを担ってきたジーター氏だが、オーナーグループが描くビジョンにとって、氏との巨額契約が足かせとなったのかもしれない。
2019年7月1日、ロサンゼルス・エンゼルスの投手、タイラー・スキャッグス氏が急死した事件は、チームメイトの大谷翔平ら関係者だけでなくファンにも衝撃を与えた。球団関係者が薬物を提供していた疑いが明らかになっていたが、事件からおよそ2年7か月経った今年の2月17日、元広報部長のエリック・ケイ被告に有罪判決が下った……
現地時間2月13日、アメリカンフットボール『NFL』の2021-22年シーズンの王者を決める第56回スーパーボウルは、ロサンゼルス・ラムズの22年ぶりの制覇で幕を閉じた。そのラムズを率いたショーン・マクベイは史上最年少の36歳22日で頂点をつかんだヘッドコーチとなった。NFLにはそこにいたる若き指導者たちの挑戦の歴史があるが、マクベイだけでなく、彼のもとで学んだコーチたちも新世代の指導者として活躍しようとしている。
スーパーボウル56を逃した生ける伝説トム・ブレイディ。ここ数年、毎年のように囁かれる現役引退の話題。44歳のシーズンを終えた今、いよいよ現実味を帯びてきているが……。
2021-22 NFLプレーオフは、1月31日から各カンファレンスの頂点を決めるチャンピオンシップ・ラウンドへと移行する。第1シードがともに沈み、波乱が続くプレーオフ。気になる組み合わせと日程をチェックしていこう。
2021-22 NFLプレーオフの第1ラウンドとなるワイルドカード・ラウンドが終了し、ディビジョナル・ラウンドに突入する。順当に勝ち上がった強豪チーム同士の対決が出揃った陣容についてチェックしていこう。
日本時間1月10日、2021 NFLレギュラーシーズンが終了し、プレーオフ出場チームがすべて決定した。最終戦まで混戦模様をみせていた今シーズン、プレーオフ初戦ではどんな組み合わせとなるのか、各地区最終シードなどチェックしていこう。
クレイトン・カーショウが来季もロサンゼルス・ドジャースの象徴としてチームに残っているのか不透明な状況にあるようだ。球団として有力選手をプロテクトするための単年契約のオファー申請をしなかった理由とは?
10月23日の夜(日本時間24日)、アトランタ・ブレーブスのブライアン・スニッカー監督がマウンドに向かい、ルーク・ジャクソンから受け取ったボールをタイラー・マツェックに手渡したとき、試合だけではなくシリーズの行方も土壇場を迎えていた。
2017年のヒューストン・アストロズのサイン盗み疑惑。アレックス・コーラは当時アストロズのベンチコーチとして疑惑への関与を調査された。ボストン・レッドソックスの現監督に収まったコーラの疑惑の経緯を辿る。
サンフランシスコ・ジャイアンツ対ロサンゼルス・ドジャース、この伝統あるライバル対決は、MLBのあるルール上の盲点により、なんとも歯切れの悪い結末を迎えた。
2021年のMLBポストシーズンがすでに開幕している。地区シリーズ中盤戦に差し掛かる今、ワールドシリーズまでのスケジュールを紹介する。
トッププロスペクトとして期待を受けるワンダー・フランコ。連続試合出塁のMLB記録更新も間近だが、それには乗り越えなくてはならない”壁”がある。前人未到の連続84試合に近づけるのか、データから紐解いてみよう。
野球少年の憧れともいえるリトルリーグ・ワールドシリーズは昨年、新型コロナウイルス感染拡大で中止となったが、今年に限っては開催されるものの、国際大会ではなくなるという。
ケビン・コスナー主演の映画『フィールド・オブ・ドリームス』は、トウモロコシ畑を作られた野球場で名選手の霊たちがプレーに興じるという、日本で言う"お盆"のようなテーマを持つ幻想的な野球映画として有名だ。その幻想的な球場が今年、実際に再現され、MLBの公式戦が行われた。
トム・ブレイディは43歳でタンパベイ・バッカニアーズをスーパーボウル制覇に導いた。それだけでも偉業と呼んでいいだろう。
7月9日現在、32本塁打でMLBトップを走る大谷翔平が日本人として初めて参加する今年のホームラン・ダービー。ゲレーロJr.ら今季HR20本台のスラッガーたちが辞退したが、大谷のライバルとなりそうな選手がいるのかチェックしてみよう。
MLBホームラン・ダービーはいつでもエキサイティングなショーだ。球界最高峰の強打者たちがバットを強振し、短い制限時間内に可能な限りボールを遠くへ飛ばそうとするところを目撃することができる。今年のこのイベントはボールの飛距離が伸びることで有名なクアーズ・フィールドで行われる。きっと例年以上にスリリングなものになるだろう。
フェニックス・サンズとロサンゼルス・クリッパーズのファンがカンファレンス・ファイナル第1戦後に乱闘したのを受け、サンズは暴力を容認しないと声明を発表した。
ボストン・セルティックスのバスケットボール運営部新代表のブラッド・スティーブンズが、自身の後任人事でチャウンシー・ビラップスらと面談するようだ。
今季のMLBはノーヒットノーランを達成する可能性のある投手が8人浮上している。それぞれどんな特徴を持っているのかデータをもとに紹介する。