インテルは現地5月6日、欧州チャンピオンズリーグ(UCL)で決勝進出を決めた。
準決勝ファーストレグでバルセロナと3-3と引き分けていたインテルは、その初戦で前半終盤に負傷したラウタロ・マルティネスが早期回復を果たし、先発出場。前半21分に先制点をあげる。
その後PKで追加点を奪ったインテルは、後半に3点を許して逆転されるも、アディショナルタイムのゴールで追いつくと、延長戦で勝ち越し。2試合合計7-6でファイナルに駒を進めた。
『Gazzetta dello Sport』によると、ラウタロは「バルセロナでのケガから2日は家で泣いた」と明かしている。
「こういう試合にはいなければいけない。家で妻や子どもたちと泣いた。でも、出ると約束したんだ。母も心配して、毎朝電話をくれた。でも、出なかったんだ。母がとても苦しんでいたからね」
ラウタロは「インテルは何年も前からレベルを上げてきた。それを誇らなければならない。このチームは屈しないんだ。このスタジアムは素晴らしい」と、インテルを誇り、優勝に向けて意気込んだ。
「僕らは初日からUCL優勝を望んできた。いや、(2年前に)イスタンブールでの決勝で負けたときからだ。この決勝進出を喜ぼう」