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【セリエA】元イングランド代表の29歳MFアリが早々に引退を検討か?

坂東実藍 Miran Bando

【セリエA】元イングランド代表の29歳MFアリが早々に引退を検討か? image

かつて世界を沸かせたタレントが、30歳を迎える前にスパイクを脱ぐのか。

イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は現地7月31日、コモに所属するデレ・アリが、引退も検討していると報じた。アリは4月に29歳になったところだ。

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トッテナム時代に10代でプレミアリーグデビューを飾り、ワールドクラスの有望株として名を高めたアリ。イングランド代表としてもEUROやワールドカップに出場し、2018年ロシア大会ではベスト4を経験した。

だが、トッテナムで出場機会を失っていくと、以降はエバートン、ベジクタシュを渡り歩き、2024-2025シーズン途中にセリエAのコモに移籍した。指揮をとるのはセスク・ファブレガスだ。

イタリアでは3月のミラン戦でデビューを飾った。しかし、出場からわずか9分、VAR判定の末に一発退場。旧知のカイル・ウォーカーが、対戦相手だったにもかかわらず、主審にレッドカード回避を訴えたのは記憶に新しい。

再起を図ろうとしていたアリはその後、閉幕まで出場することがなかった。そして『Gazzetta dello Sport』紙によると、有望株ニコ・パスが残留したコモは、さらに中盤の補強を進めており、アリの序列は下がっているとのことだ。

同紙は、現在のアリが構想外メンバーと一緒にトレーニングしており、「本当に引退のタイミングが訪れたのかを検討」と報じている。

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坂東実藍 Miran Bando

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。