2025年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝で、パリ・サンジェルマンがインテルに圧勝したことは、ルイス・エンリケ監督の体制で、チームがどれほど成長したかを示している。
パリ・サンジェルマン(PSG)は、クラブ史上初となるヨーロッパ王者の座に輝き、ルイス・エンリケ監督は、異なる2つのクラブで欧州三冠を達成した史上2人目の監督となった。
アクラフ・ハキミとクヴァラツヘリアがゴールを決め、今年のバロンドール有力候補の一人であるウスマン・デンベレも、またしても素晴らしいパフォーマンスを披露した。
しかし、この試合の主役は、若きフォワード、デジレ・ドゥエだった。彼は10代でありながら、すでに世界最高レベルの選手の一人としての実力を見せつけた。
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デジレ・ドゥエの経歴・プロフィール
ドゥエは5歳のときにリーグ・アンのクラブ、レンヌのアカデミーに加入。才能は際立っており、わずか15歳の2021年2月にはトップチームの練習に加わるようになった。
公式戦デビューは2022年8月、リヨンに0-1で敗れたホーム戦で果たした。月末にはクラブ初ゴールを決め、これにより2005年生まれの選手として、ヨーロッパ5大リーグで初めて得点した選手となった。
ビッグクラブの注目を集め、バイエルン・ミュンヘンが獲得に動いていたが、ドゥエは2024年8月にPSGを選び、その月にデビューを飾った。
以降、彼はクラブの中心選手となり、CL決勝での2ゴールという偉業へとつながった。
PSGはドゥエ獲得にいくら支払った?
PSGはレンヌに対して、移籍金約5,000万ユーロ(約4,220万ポンド/約5,670万ドル)を支払ってドゥエを獲得した。
契約期間は2028/29シーズン終了までだ。
デジレ・ドゥエの年齢は?
ドゥエは2005年6月3日生まれ、2025年のチャンピオンズリーグ決勝で2得点を挙げたとき、19歳と363日だった。
デジレ・ドゥエの出身地は?
ドゥエはフランス西部のアンジェ出身。父親はコートジボワール出身、母親はフランス人。兄と2人のいとこもプロサッカー選手として活躍している。
ドゥエは国際舞台ではフランス代表を選択し、2025年3月にA代表デビューを果たしている。
「デジレ・ドゥエ」の名前の意味は?
フランス語の「Désiré(デジレ)」は、「望まれた」「切望された」「願われた」という意味。語源は「désir(欲望、願望)」。
「Doué(ドゥエ)」は、「才能がある」「恵まれた」という意味を持つ。
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