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コロラド大のディオン・サンダース・ヘッドコーチが癌からの回復を公表

石山修二 Shuji Ishiyama

Daniel Mader

コロラド大のディオン・サンダース・ヘッドコーチが癌からの回復を公表 image

コロラド大学フットボールのヘッドコーチ、ディオン・サンダースは現地28日(月)の午後、医療チームと共に記者会見を行い、以前に受けた膀胱がんの診断についての現状を発表した。

この会見で医師たちは手術によりサンダースが「がんから完治した」と説明した。

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この記者会見まではサンダースが数ヶ月の間、未公表の健康問題を抱えていたことしか明かされていなかった。健康上の理由からサンダースはコロラド大バッファローズの春と夏のキャンプへの参加が制限されていた。また、7月20日に息子のディオン・サンダースJr.が投稿した動画の中で、サンダースは「まだ乗り越えている最中だ」と語り、「完全に回復したわけではない」と明かしていた。

サンダースは今回、コロラド大で記者会見を開いてさまざまな憶測を払拭すべく、膀胱がんの診断の詳細を説明した。彼と医師たちは、血管のパターンを調べるための定期的なCT検査を行った中で膀胱腫瘍が発見し、膀胱摘出手術と新しい膀胱の形成手術を行ったことを明かした。

サンダースはいくつかのジョークを交えつつも、膀胱がんの診断とそれがここ数ヶ月で自分の体に与えた影響について率直に語った。

「コーチ・プライム」は、2025年シーズンもコロラドのサイドラインに立つことを認め、新シーズンへの意気込みを表明するとともに、この機会を利用して医師たちに感謝の意を表し、他の人たちに健康診断を受けるよう呼びかけた。

(「神様は本当に自分によくしてくれている」 と癌を克服したことを明かしたディオン・サンダースは感情的を露わにした)

(ディオン・サンダースは、「『Depends』(失禁パッド)に頼っているよ」、「サイドラインにポータブルトイレがあったら、それは本物だ」などど冗談めかして語りながら、尿に関する問題を抱えているすべての人々に、「恥じることをやめよう」と励ました) 

原文:Deion Sanders health update: Colorado coach reveals bladder cancer diagnosis, status for 2025 season
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Daniel Mader

Daniel Mader is a Content Producer for The Sporting News. He joined SN in 2024 as an editorial intern following graduation from Penn State University. He has previously written for Sports Illustrated, NBC Sports, the Centre Daily Times, the Pittsburgh Post-Gazette, The Daily Collegian and LancasterOnline. Daniel grew up in Lancaster, Penn., with a love for baseball that’ll never fade, but could also talk basketball or football for days.