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ナゲッツのニコラ・ヨキッチが勝利に涙 バスケのコート外で感情あらわに

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坂東実藍 Miran Bando

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デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが、再びチャンピオンになった。今度はNBA王者ではない。母国セルビアで行われたハーネスレースで、馬主として勝利を手にしたのだ。

セルビアのスボティツァで開催されたで開催された毎年恒例のレースで、ヨキッチが所有する「Demon Dell’Est」は最後の直線で勝利を収めた。普段はストイックなヨキッチだが、この勝利には感情を抑えられなかったようだ。

ヨキッチの馬がゴールすると、選手は頭を抱えて泣き、その瞬間に浸った。その後、フェンスを飛び越え、依然として感極まった様子でチームとトラックで一緒に勝利を祝福している。ヨキッチはウイナーズ・サークルで騎手を持ち上げ、チームや自身にシャンパンを浴びせた。

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ヨキッチの馬に対する情熱は有名だ。父親はセルビアのソンボルで郊外で、地元のハーネスレーシングクラブを運営している。

2023年にナゲッツがNBAで優勝した際、父親は『AP』のインタビューで、息子がNBAの頂点に立つために懸命にトレーニングしてきたとしつつ、心はいつも馬への愛情に向いていたと話した。

「身長も体格も大きく育ち始めて、彼は自分がバスケットボール選手になれるかもしれないと自覚するようになった。でも、当時の彼には大きな願いがあったんだ。『父さん、ホースマンになりたいんだ』と言っていたんだよ。私はいつも『息子よ、まずバスケットボール選手になるんだ。それから素晴らしいホースマンになるだろう』と返していた」

ヨキッチは、そのどちらも実現させたのだ。

原文:Unbridled joy: Nikola Jokić overcome with emotion after horse racing victory(抄訳)
翻訳:坂東実藍

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坂東実藍 Miran Bando

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。