現役引退を表明したばかりのケビン・ガーネットだが、のんびりしている暇はなさそうだ。
引退発表からまだ1週間も経っていない中、ガーネットには2チームから臨時コーチのオファーが届いている。最近になってコーチを要請したのは、クリーブランド・キャバリアーズのタロン・ルー・ヘッドコーチだ。
ルーHCは、『Akron Beacon Journal』に対し、「彼には伝えた。奥さんが強く後押ししてくれている」と、語った。
「ブランディ(ガーネットの妻)が後押ししてくれている。彼にコーチをさせようとしてくれている。彼自身は、『まだ準備ができていない』とか、『やるかもしれない』という具合に、どっちつかずな状態だ。どうなるかな。だが、もし彼がコートに戻ることを望むのなら、彼の居場所を作る」。
同じようなことは、ロサンゼルス・クリッパーズのドック・リバースHCも話している。そのオファーが実を結び、9月29日(日本時間)にはトレーニングキャンプに参加するガーネットの姿を撮影した画像をクリッパーズがTwitterに投稿している。
NBAで21年間プレイしたガーネットは、現役最終年となった昨季こそ平均3.2得点に終わったが、通算得点、フィールドゴール成功数、スティール数、ブロック数で歴代トップ20、通算リバウンド数でトップ10に入る成績を残した。
原文:How Kevin Garnett can wind up coaching LeBron James by Travis Durkee/Sporting News