【リポート】苦戦76ersのチームミーティングでタイリース・マクシーはジョエル・エンビードに何を言ったのか?

【リポート】苦戦76ersのチームミーティングでタイリース・マクシーはジョエル・エンビードに何を言ったのか? image

フィラデルフィア・76ersは優勝を目標に2024-2025シーズンに臨んだ。だが、ひどいシーズンスタートとなり、展望に水が差されている。

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開幕からの13試合で76ersは2勝11敗。イースタン・カンファレンスでワシントン・ウィザーズと並ぶワーストの成績だ。スター選手3人全員のケガに対処しなければならず、直近ではロードでのマイアミ・ヒート戦で一時大差をつけながら逆転負けした。

76ersはオフシーズンに大きく動いた。フリーエージェントでポール・ジョージ、さらに複数のローテーションプレイヤーを獲得している。それにもかかわらず、シンプルに76ersはここまでうまくいっていない。そしてヒート戦後、76ersはチームミーティングを行った。そこでタイリース・マクシーがジョエル・エンビードを批判したと報じられている。

ここでは、マクシーはエンビードに何を言ったか、そして序盤戦での76ersの苦戦とエンビードのパフォーマンスについてまとめる。

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タイリース・マクシーはジョエル・エンビードに何を言った?

ESPN』のシャムズ・シャラニア記者は11月19日(日本時間20日)、ベテランガードのカイル・ラウリーが前日のヒート戦後、チームミーティングを求めたと報じている。

そのミーティングで、マクシーはチーム活動に遅刻しないようにエンビードに求めたという。「ほぼすべて」にエンビードが遅刻し、それがチームやロッカールームに影響を及ぼしているというのだ。

2020年にドラフトで指名されて以降、マクシーはエンビードと一緒にプレイしてきた。友情や強力な関係が知られている。シャラニア記者によると、「ミーティングに関わった」という情報筋は、「タイリースはエンビードのことが大好きだが、これは重大な問題なのだ」と話した。

また、シャラニア記者は、選手たちがニック・ナース・ヘッドコーチに対し、もっと厳しい指導を望んだと伝えている。一方でコーチングスタッフは選手たちに対し、細部に配慮して練習するように望んだという。

エンビード、マクシー、ジョージのスタートリオは、今季まだ一緒にプレイした試合がない。

76ersの連敗

76ersは今季2勝11敗で、11月19日(同20日)のメンフィス・グリズリーズ戦を前に4連敗中だ。また、インディアナ・ペイサーズとシャーロット・ホーネッツに勝利した2試合も、オーバータイムまでもつれ込んでいる。10日(同11日)のホーネッツ戦で勝つ前は5連敗を喫した。

不振の理由のひとつは、ケガに悩まされたことにある。

エンビードがひざの負傷で開幕からしばらく欠場。ジョージもプレシーズンでひざを負傷し、開幕から数試合に出られなかった。ただ、その後は7試合に出場している。開幕7試合で平均27.6得点を記録したマクシーは、ハムストリングのケガで6日(同7日)から離脱中だ。

一方、明るい材料もあった。新人ガードであるジャレッド・マケインの直近のプレイだ。5試合連続で20得点超をマークしている。

ジョエル・エンビードのスタッツ

シーズンデビューを飾ってからも、エンビードは支配的なところを見せられていない。最初の3試合で平均14.7得点と、これまでと大差で自己最少の数字だ。

エンビードのここ3試合の平均スタッツは以下のとおりとなっている。

得点アシストリバウンドスティールブロックターンオーバーフィールドゴール成功率3ポイントショット成功率フリースロー成功率
14.74.06.30.31.03.332.4%15.4%100.0%

原文:What did Tyrese Maxey say to Joel Embiid? 76ers guard challenges former MVP in team meeting during losing streak(抄訳)
翻訳:坂東実藍

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