10シーズン目を迎えても、昨季MVPのニコラ・ヨキッチは、新たなスタッツをつくり続けている。
11月10日（日本時間11日）に行われたダラス・マーベリックス戦で、ヨキッチは38分間出場し、37得点、18リバウンド、15アシストを記録した。4試合連続、リーグ最多となる今季6回目のトリプルダブル達成だ。
そして、1試合で37得点＆18リバウンド＆15アシスト超という数字は、史上初のこととなった。
最後の8分間が接戦となり、デンバー・ナゲッツにはヨキッチの力のすべてが必要だった。残り1分39秒にカイリー・アービング（43得点を記録）にバンクショットを決められ、118-120とビハインドを背負ったナゲッツだが、ヨキッチの得点でタイスコアとする。そして同7秒、マイケル・ポーターJr.の決勝点でナゲッツは競り勝っている。
Nikola Jokić is the first player in NBA history to total 37+ PTS, 18+ REB, 15+ AST in a game. https://t.co/nwA7pvDeIF pic.twitter.com/ZSeoH9C3Tb
— NBA History (@NBAHistory) November 11, 2024
ナゲッツのマイケル・マローン・ヘッドコーチは、ヨキッチについて、「彼の素晴らしさとインパクトを表現する言葉や形容詞、方法がなくなりつつある。シンプルに、世界最高の選手ということだろう」と称賛した。
「その言い方が一番というのが私の意見だ」
原文：Nikola Jokić puts up historic stats line in win vs. Mavs（抄訳）
翻訳：坂東実藍