ルカ・ドンチッチの連続トリプルダブルがストップ負傷退場で記録更新はならず

コントリビューター

David Suggs •

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坂東実藍 Miran Bando

ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチは、NBAで歴史をつくるかと思われた。だが、ハムストリングに裏切られた。

25歳のドンチッチは、ラッセル・ウェストブルックが持つ11試合連続トリプルダブル達成の記録に近づいていた。3月13日（日本時間14日）のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦を前に、ドンチッチは7試合連続でトリプルダブルを達成していたのだ。

ウォリアーズ戦でも、ドンチッチはその流れを続けるかと思われた。第3クォーターを終え、リバウンドがわずかに3つとややペースは悪かったが、得点だろうがリバウンドだろうがアシストだろうが、ドンチッチがすぐに爆発することは十分あり得る。

しかし、そうはならなかった。第4Q残り6分46秒、ドンチッチは負傷し、退場を余儀なくされたのだ。ロッカールームに向かったドンチッチはそのまま戻らず、21得点、9アシスト、3リバウンドで試合を終えることに。トリプルダブル達成の連続試合記録は途絶えた。

左ハムストリングの痛みでドンチッチを失ったマーベリックスだが、試合は109-99で勝利した。試合後、ジェイソン・キッド・ヘッドコーチは、ドンチッチがハムストリングの痛みで退場したと話したが、詳細は明かさなかった。

マーベリックスの次戦はロードでのオクラホマシティ・サンダー戦。ドンチッチが遠征に間に合うか尋ねられると、キッドHCは「明日になればより分かるだろう」と話している。

NBAの連続トリプルダブル達成記録

ドンチッチはウェストブルックの記録まで数試合というところだった。

20得点超を含むトリプルダブル達成の連続試合記録で、ドンチッチはオスカー・ロバートソンやマイケル・ジョーダンと並んだ。だが、ウェストブルックが持つ11試合の連続トリプルダブル達成記録には及んでいない。