FIBAワールドカップ2019 日本代表の最終ロスターに八村塁、渡邊雄太ら12名が選出

8月27日、FIBAワールドカップ2019に出場する男子バスケットボール日本代表の最終ロスター12名が日本バスケットボール協会から発表された。

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現役NBA選手であるメンフィス・グリズリーズの渡邊雄太、ワシントン・ウィザーズのルーキー、八村塁のほか、元NBA選手で昨年日本に帰化したニック・ファジーカス（2007-08シーズンにダラス・マーベリックスとロサンゼルス・クリッパーズに所属／現川崎ブレイブサンダース）、NBAサマーリーグに出場した馬場雄大（2019年夏にマーベリックスに所属／アルバルク東京）、比江島慎（2019年夏にニューオーリンズ・ペリカンズに所属／宇都宮ブレックス）、竹内公輔（2010年夏にミネソタ・ティンバーウルブズに所属／宇都宮）も名を連ねた。

NBAもしくはNBAサマーリーグ経験者のほかに、安藤誓哉（A東京）、篠山竜青（川崎）、安藤周人（名古屋ダイヤモンドドルフィンズ）、竹内譲次（A東京）、田中大貴（A東京）、シェーファー・アヴィ幸樹（滋賀レイクスターズ）が選出された。

2014年にマーベリックスでNBAサマーリーグに出場し、FIBAワールドカップ2019アジア地区予選で日本代表の主軸として活躍した富樫勇樹（千葉ジェッツ）は、7月に負った右手の故障のため、この日発表された終ロスターから外れている（※24名の大会予備登録メンバーには登録）。

最終エントリー12名は、大会開幕前日（8月30日）にFIBAが実施するテクニカルミーティング （代表者会議）で承認されることによって確定する。

🏆FIBA Basketball World Cup 2019

🇯🇵日本代表🇯🇵

#3 安藤誓哉
#6 比江島慎
#7 篠山竜青
#8 八村塁
#10 竹内公輔
#12 渡邊雄太
#13 安藤周人
#15 竹内譲次
#18 馬場雄大
#22 ファジーカス ニック
#24 田中大貴
#32 シェーファー アヴィ 幸樹#FIBAWC#JapanGotGame#AkatsukiFive #日本一丸 pic.twitter.com/nkiCqMK7EC

— 日本バスケットボール協会(JBA) (@JAPANBASKETBALL) August 27, 2019

ヘッドコーチは、2017年に就任したアルゼンチン出身のフリオ・ラマス氏が務める。ラマスHCは、1998年にアルゼンチン代表HCとしてFIBA世界選手権（現FIBAワールドカップ）で8位、2008年の北京オリンピックでは同国代表のアシスタントコーチとして銅メダル獲得に貢献。2010～2014年には再び同国代表HCとして2011年FIBAアメリカ選手権、2012年ロンドン・オリンピック、2013年FIBAアメリカ選手権、2014年FIBAワールドカップで指揮を執っている。日本代表の指揮官としては、アジア地区予選12試合すべてでチームを指揮し、通算成績8勝4敗で日本を13年ぶりのワールドカップ出場に導いた。

アシスタントコーチはアルゼンチン出身のエルマン・マンドーレ氏と、かつて日本代表の司令塔として長年活躍した佐古賢一氏のふたりが務める。また、ウィザーズでアスレティックトレーナー、ミネソタ・ティンバーウルブズでスポーツパフォーマンスディレクター兼アスレティックトレーナーとして活躍した佐藤晃一氏がパフォーマンスコーチを務める。

ワールドカップは中国で8月31日に開幕。32チームを8グループ（各組4チーム）に分けて1次ラウンドとして総当たり戦を行ない、各組上位2チームが2次ラウンドへ進出。2次ラウンドは4グループ（各組4チーム）で行なわれ、上位2チームが決勝ラウンドへ進出。決勝ラウンドは8チームによる勝ち抜き戦を行なう。

グループEに属する日本は、1次ラウンドで9月1日にトルコ、3日にチェコ、5日にアメリカと対戦する。

※日本バスケットボール協会発表資料より一部抜粋。年齢、所属は2019年8月27日時点。