ボストン・セルティックスは8月9日（現地8日）、ジョー・マズーラ・ヘッドコーチと複数年の延長契約を結んだことを発表した。契約内容の詳細は公表されていない。
マズーラHCは「本当にありがたいことです」と話した。
「信仰、妻、子どもたちがいなければ、私はここにいないでしょう。オーナーグループとのパートナーシップ、ブラッドのメンターシップ、スタッフのサポートに感謝しています。何より大切なのは、この3シーズンで指導することができた選手たちへの感謝です。セルティックとボストンの街のために競っていくことを楽しみにしています」
一方、バスケットボール運営部代表のブラッド・スティーブンズは、「ジョーがセルティックスとの延長に合意してくれたことを非常にうれしく思います」と述べている。
「彼は仕事を理解し、セルティックスへの情熱を持っています。それは我々の最も熱心なファンに引けを取らないほどです。ヘッドコーチとしての最初の3シーズンで、彼はハードワークし、素晴らしいことを成し遂げてきました。そこには、シーズン平均60勝超や2024年のNBA優勝が含まれます。ジョーは才能あるリーダーであり、学び、向上して、日々を最大限に生かし、ボストン・セルティックスのために競っていくという責任ある取り組みを続けています」
セルティックスで7シーズン目を迎えるマズーラHCは、アシスタントコーチとして最初の3シーズンを過ごし、2023年2月17日（現地16日）にセルティックス歴代19人目のヘッドコーチに就任した。
指揮官としての最初の3シーズンで、マズーラHCはレギュラーシーズンで182勝64敗を記録（勝率74.0％）。プレイオフでは33勝17敗（勝率66.0％）という成績を残した。2024年のNBAプレイオフでは、16勝3敗でセルティックスを優勝に導いている。勝率84.2％は、2002-2003シーズンにファーストラウンドが最大7戦、4勝先取方式になって以降のNBAで2位の数字だ。
また、マズーラHCはイースタン・カンファレンスの月間最優秀コーチ賞を4回受賞。1968-1969シーズンに選手兼コーチで優勝したビル・ラッセルの35歳に続く若さでNBAファイナルを制した指揮官となっている。
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