本サイトに掲載されているリンクから商品の購入やサービスの契約をされた場合、本サイトが収益を得ることがあります。

故障者続きのヤンキース先発陣に補強は考えてないとキャッシュマンGMがコメント

コントリビューター
石山修二 Shuji Ishiyama
コントリビューター
Curt Bishop
故障者続きのヤンキース先発陣に補強は考えてないとキャッシュマンGMがコメント image

ニューヨーク・ヤンキースは今春、早くも大きな逆境に直面している。先発ローテーションには怪我人続出が続いている。

ルイス・ギルは肩の筋の損傷により少なくとも6月までは離脱が決定しており、ゲリット・コールはトミー・ジョン手術により今シーズン絶望となった。少なくともギルが復帰するまでの間、ローテーションを強化するためにトレードを画策するのは賢明な策と言えるだろう。

▶完全無料でアマギフ500円分をGET! 今週のスポーツ結果予想クイズのテーマは?

しかし、『MLB.com』のブライアン・ホッチ記者によれば、ヤンキースのゼネラルマネージャー、ブライアン・キャッシュマン氏は現時点で投手を獲得するつもりはないと語っている。

「ブライアン・キャッシュマンは、この時期の投手のマーケットでは『獲得できる選手はほとんどいない』と語った。ヤンキースは外部からの補強の可能性を探りつつも、『現有戦力で何とかする』と述べた。ぜい沢税のペナルティがあるため、外部から獲得する可能性は低い」とホッチ記者はツイートした。

これはヤンキースにとってリスクの高いアプローチだ。確かにフリーエージェント市場には有力な投手はあまり残っていないが、トレードは可能だ。サンディ・アルカンタラ、マイケル・キング、ディラン・シーズのような選手を獲得することは考えにくい。それでも、ジョーダン・モンゴメリーやエリック・フェッドのような投手が獲得できれば、間違いなくヤンキースの助けになるだろう。

6月にギルが復帰するまでの間、その分のイニングをカバーしてくれる誰かは必要だ。それをすでにいる選手に頼るのは確かに大胆な選択と言える。

確かにマックス・フリード、カルロス・ロドン、クラーク・シュミット、マーカス・ストロマンといった投手はいる。だが、コールとギルの両方が開幕から出場できる想定だった時と比べれば、明らかにローテーションは見劣りしている。

補強しないというこのアプローチがヤンキースにとってプラスに働くかどうかは注目だ。

▶MLBグッズをAmazonでチェック!

原文:Yankees unlikely to add pitching despite Gerrit Cole injury, per GM
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)