フアン・ソト獲得競争の第二章開幕、今週中に各チームがソトへ契約提示へ

Kristie Ackert

石山修二 Shuji Ishiyama

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フアン・ソト獲得競争の第二章が幕を上げようとしている。

米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のバスター・オルニー氏によると、ソト獲得を目指す各チームは今週、オファーを提出する予定となっている。

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これまでに、ソトと代理人のスコット・ボラス氏は、ソト獲得に興味を示す各球団との会談を進めてきた。そのチームは、現在所属するニューヨーク・ヤンキースを筆頭に、ニューヨーク・メッツ、トロント・ブルージェイズ、ボストン・レッドソックス、ロサンゼルス・ドジャース、フィラデルフィア・フィリーズの6チームだ。

今回の契約提示のタイミングは、MLB.comが今オフの早い時期に報じたように、ソト側が来月のウィンターミーティングまでに契約をまとめたいとと考えていることを示す兆候でと言える。

多くのアナリストは、ヤンキースと、億万番長者のオーナー、スティーブン・コーエンが所有し、同じニューヨークを本拠地とするメッツの2チームが一歩リードしていると見ている。両チームともにソトのようなビッグネームのフリーエージェント選手に大金を投じられる資金力を持ち、また今後数年間は競争力を維持できると見られている。

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ブライアン・キャッシュマンGM、アーロン・ブーン監督、ハル・スタインブレナー オーナーの3人は先週、ヤンキースの代表団としてカリフォルニアを訪れ、ソトとボラスと会談した。会談後、スタインブレナー氏は記者団に対し、良いミーティングだったと語り、ヤンキースもソト獲得を目指すと語った。 

2度のMVP最終候補に残ったソトは、26歳という若さでフリーエージェント市場に登場した稀有な選手である。2024年シーズンは打率285/出塁率.421/長打率.532の記録に加え、41本塁打を放ち、ヤンキースの2009年以来となるワールドシリーズ進出に貢献した。

原文:Yankees among teams sending offers to superstar free agent slugger
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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Kristie Ackert

Kristie Ackert grew up in Central New York, learning to love college basketball and football with Syracuse. A Syracuse graduate, she spent the majority of her adult life covering New York City sports, including time on both the Mets and Yankees beat for the New York Daily News. 

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。