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ベーブ・ルースと肩を並べたアーロン・ジャッジはバリー・ボンズを追い抜くペースで本塁打量産中

コントリビューター
Billy Heyen
コントリビューター
石山修二 Shuji Ishiyama
コントリビューター
Kevin Hickey
ベーブ・ルースと肩を並べたアーロン・ジャッジはバリー・ボンズを追い抜くペースで本塁打量産中 image

ニューヨーク・ヤンキースのスーパースター、アーロン・ジャッジは今シーズン、素晴らしいスタートを切った。素晴らしいという言葉では足りないくらい、多くの点で歴史的なスタートである。

昨シーズンのアメリカンリーグMVPは、去年のスロースタートの苦い経験を回避するだけでなく、1932年にベーブ・ルースが成し遂げた偉業を達成し、リーグに衝撃を与えている。

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現地3日(木)の夜のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦、32歳のキャプテンは初回に3ランホームランを放つと、4回裏にはシングルヒットで打点を挙げた。

これにより、ジャッジはシーズン最初の6試合で少なくとも5本塁打と15打点を記録したメジャーリーグ史上2人目の選手となった。打点がスタッツとして記録されるようになった1920年以来、この偉業を達成した選手はジャッジの他は『ザ・グレート・バンビーノ』ベーブ・ルースただ一人である。

(ヤンキースのアーロン・ジャッジは、シーズン最初の6試合で5本以上の本塁打と15打点以上を記録した2人目のMLB選手となった(1920年にRBIが公式記録となって以来)

2度のMVP受賞者であるジャッジは、このオフシーズンに打者フアン・ソトがメッツへ移籍したにもかかわらず、素晴らしいスタートを切った。コディ・ベリンジャーやポール・ゴールドシュミットの加入、そしてベン・ライスやオースティン・ウェルズといった選手の台頭がプラスになっていることは間違いない。

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とはいえ、ジャッジは別格だ。

この6試合で5本のホームランを放っている今のペースでいけば、単純にシーズンに換算するとば135ホームランを打つ計算になる。もちろん、そんな単純な計算が成り立たないことは百も承知だ。

だが、スロースタートだった去年のジャッジ が第5号を放ったのは28試合目だったにもかかわらず、最終的に58本のホームランを放った。

それを考えると、ジャッジが今季、自身のキャリアハイであるシーズン62本、そしてバリー・ボンズが持つ1シーズン最多本塁打記録73本を上回るのではないかという期待は高まる。

ベーブ・ルースに肩を並べたジャッジは今季も歴史的な活躍を続けることだろう。

原文:Yankees' Aaron Judge made MLB history that only Babe Ruth achieved
Yankees’ Aaron Judge on pace to shatter Barry Bonds home run record
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)