2024年のワールドシリーズは、ニューヨーク・ヤンキースとロサンゼルス。ドジャースという東西の人気チームの対戦によって、ここ数十年で最高の『フォール・クラシック』になると期待されていた。
アーロン・ジャッジ対大谷翔平というMLBを代表するスラッガーの顔合わせをはじめ、多くのMVP受賞プレーヤー、素晴らしいピッチング・スタッフ、そしてニューヨークで誕生した歴史的な球団同士による12回目のワールドシリーズ対での顔合わせと、始まる前からストーリーは満載だった。
この2チームが最後に顔を合わせたのは、今から43年前の1981年。ヤンキースはそれまでのワールドシリーズでドジャース相手の11度のシリーズで8回の優勝を果たす圧倒ぶりでライバル関係をリードしてきた。
しかし、今年のシリーズはドジャース優勢で幕を開けた。そしてその予想が正しかったことを証明するかのようにドジャースは第1戦から3連勝を飾って、あっけない幕切れを予感させている。
ドジャースはワールドシリーズ8度目の優勝、そして2020年代2度目の優勝に大手をかけた。27回のタイトルを誇るヤンキースは、15年もの間ワールドシリーズ優勝から遠ざかっているが、その記録に終止符を打つつもりで臨んだ今シリーズで崖っぷちまで追い込まれた。
ここでは、ドジャース優勝が決まるかもしれないワールドシリーズ第4戦のチケット価格を紹介する。
注目記事：MLBワールドシリーズの勝敗オッズ 第5戦も崖っぷちのヤンキースが優勢 大谷翔平のドジャース勝利は何倍？（外部配信）
2024年ワールドシリーズ第4戦のチケット価格は？
ワールドシリーズ第4戦のチケットは今現在もStubHub をはじめとしたセカンダリーマーケットで購入可能だ。
歴史的な対戦となった今年のワールドシリーズのチケットは例年にも増して高価となっていた。だが、ヤンキースの3連敗、ドジャース優勝の可能性が出てきたこともあってか、ヤンキースタジアムで行われる第4戦のチケット価格は少し落ち着きを見せている。
SubHubをのぞくと、数日前には最高値で1,500ドル（約22万9,500円、1ドル=153円換算、以下同）近くを付けていたワンドリンク付きの立ち見席『ピンストライプ・パス』は現在最高でも1,200ドル（約22万9,500円）近くとなっており、最安値は490ドル（約7万4970円）、500ー600ドル台（約7万6500〜9万1,800円）のチケットも出始めている。
アッパーデックで1,000ドル（約15万3,000円）前後から、内野一階席になると1,000〜3,000ドル（約15万3,000〜45万9,0000円）といった価格帯のチケットが多くなっている。最高値はバックネット裏2列目で現在1枚14,580ドル（約223万740円）、数日前には20,000ドル（約306万円）近くの値がついていたことを考えるとヤンキース劣勢とあって少し値段が落ち着いてきている。
注目記事：【10/31見どころ】大谷の左肩の状態は？ 昨季サイ・ヤング賞右腕と再び対決｜MLB 2024ロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・ヤンキース（外部配信）
ワールドシリーズ2024の今後のスケジュール
| 日付（日本時間） | 対戦カード | 時間（日本時間） |
|---|---|---|
| 10月26日（土） | 第1戦： ドジャース 6 vs 3 ヤンキース (延長10回) | - |
| 10月27日（日） | 第2戦： ドジャース 4 vs 2 ヤンキース | - |
| 10月29日（月） | 第3戦：ヤンキース 2 vs 4 ドジャース | - |
| 10月30日（火） | 第4戦：ヤンキース vs ドジャース | 9:08 |
| 10月31日（水） | *第5戦：ヤンキース vs ドジャース | 9:08 |
| 11月2日（土） | *第6戦：ドジャース vs ヤンキース | 9:08 |
| 11月3日（日） | *第6戦：ドジャース vs ヤンキース | 9:08 |
*いずれかのチームが4勝するまで継続。
注目記事：大谷翔平の最新成績＆ランキングまとめ（外部配信）
※文中のチケット価格は日本時間10月29日時点。
原文：How much are World Series tickets? Cheapest prices, schedule for Yankees vs. Dodgers in 2024 championship series
翻訳：スポーティングニュース日本スタッフ
編集： 石山修二（スポーティングニュース日本版）