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故障離脱中のレッドソックスのトリストン・カサスが目標とする復帰時期に言及

コントリビューター
石山修二 Shuji Ishiyama
コントリビューター
Aaliyan Mohammed
故障離脱中のレッドソックスのトリストン・カサスが目標とする復帰時期に言及 image

ボストン・レッドソックスでは先月、トリストン・カサスが今季中の出場が絶望的となる膝の怪我で離脱した。すでに手術を受け、回復過程にあるカサスが、フィールドへの復帰時期についてその思いを打ち明けた。

5月初めに左膝の膝蓋腱断裂を負ったカサスは、地元ラジオ局『WEEI』のロブ・ブラッドフォード氏の取材に対し、来季開幕までには復帰したいと語った。

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「『今は生活は最悪の悪夢だ』と トリストン・カサス」とブラッドフォード氏はX(旧Twitter)に投稿した。

「目標は(来季の)開幕戦に間に合わせることだ」

今季の開幕前、カサスは大きな期待を抱いていた。トレード放出の噂が浮上する中、地元紙『ボストン・グローブ』のアレックス・スピーア氏によれば、編成担当本部長のクレイグ・ブレスロウ氏はチームがカサスは40本塁打、120打点シーズンの達成も可能な選手と大きな信頼を寄せていた。

「それがボストン・レッドソックスの一塁に入る選手への期待だ」とカサスはブレスロウ氏の期待と信頼について語った。

「それが無理なら、ここで働くに値しないと言うこと。自分には無理だとは思わないし、達成可能な目標だと思っている」

残念ながら、ブレスロウ氏の判断が正しかったことを証明する機会は今シーズンのカサスには訪れなかった。今季序盤のカサスは打率.182、本塁打3本とスロースタートのまま、状況を好転させることができずに故障してしまった。続きは2026年まで待つしかない。

今、カサスの離脱に伴い、チームには誰が一塁に誰が入るのか、大きな問題が巻き起こっている。今季、指名打者に転向したラファエル・デバースを一塁手として起用することについて、チームはデバースと話し合いを続けている。一方でクリスチャン・キャンベルの一塁での起用も試している。またトレードで一塁手を獲得すると言う選択肢も残されているようだ。

カサス自身の口からも今季中の復帰の目がなくなったことが判明した今、デバースの処遇含め、レッドソックスがどのような対応を取ることができるのか注目される。

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原文:Red Sox's Triston Casas announces return date target amid 'nightmare' rehab
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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