ボストン・レッドソックスは現地11月14日（木）、フアン・ソトと最初のミーティングを行った。 その場でレッドソックスはソトに対して、ロサンゼルス・ドジャースのようなスーパーチームを構築するプランを提示したとの噂が上がっている。
そのミーティングの場では、トロント・ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.の名前が挙げられたとされている。 ゲレーロの契約はまだ1年残っているが、奇妙なことに現状ではブルージェイズから契約延長提示はされていない。
XなどのSNSでスポーツ情報を報じる『The Skippers View』のマーク・シリアコ記者によると、ソックスの計画は次の通りである。
- フアン・ソトと契約
- 必要な右のスラッガーとしてブラディミール・ゲレーロJr.をトレードで獲得
- 2番手エースとしてギャレット・クロシェ（シカゴ・ホワイトソックス）をトレードで獲得
- マックス・フリード（アトランタ・ブレーブス）かブレイク・スネル（サンフランシスコ・ジャイアンツ）のどちらかのエースと契約
- 今オフ最も注目されている外国人選手である佐々木朗希とも交渉
今オフの時点でレッドソックスの年俸総額はMLBで14番目だった。2000年代と2010年代には常にトップ5に入っていたチームは、その頃の予算規模に戻そうとしている、と複数の情報筋が伝えている。
ゲレーロ獲得は、彼がア・リーグのライバルチームに所属していることを考えれば難しいと言える。また、現在の１塁手であるトリストン・カサスをトレードに出す必要があるだろう。レッドソックスのCBOであるクレイグ・ブレスローは、それはあり得ないと言っている。
ただ、その他はレッドソックスにとって優先順位の高い補強ポイントであり、実際に実現可能と考えられる。それだけでなく、右の強打者の補強としてテオスカー・ヘルナンデス（ロサンゼルス・ドジャース）との契約にも動くだろう。
今オフの主役となりそうなレッドソックスの今後の動向が注目される。
原文：Red Sox rumored to have pitched super team idea to $600 million dollar superstar
翻訳・編集：石山修二（スポーティングニュース日本版編集部）