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レッドソックス、投手陣補強へ向けて吉田正尚の放出を検討か

コントリビューター
TJ Morin
コントリビューター
石山修二 Shuji Ishiyama
レッドソックス、投手陣補強へ向けて吉田正尚の放出を検討か image

ボストン・レッドソックスの今オフの補強ポイントが、ブルペン、先発ローテーションを含めた投手陣全般なのは周知の事実だ。そして、レッドソックスにはフリーエージェントを獲得するだけの資金力もあれば、トレードに出すことのできる選手もいる。

その放出候補の一人として名前が挙げられているのが吉田正尚だ。

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今回提示されたと報じられているトレード案は、オールスター出場経験を持つシアトル・マリナーズのエースで、ルイス・カスティーヨ獲得へ向け、レッドソックスの指名打者である吉田を交換要員に出すというものだ。

昨シーズン、カスティーヨは30試合に先発し、10勝11敗、防御率3.64、175奪三振の成績を残した。一方、吉田は108試合に出場し、打率.280、10本塁打、56打点、出塁率.349、長打率.415、OPS.765の成績を残した。

このトレードは、両チームにとって有益なものとなると考えられる。レッドソックスは投手、マリナーズは打者というそれぞれの補強ポイントを補うことのできるトレードだからだ。また、マリナーズにとっては、年間550万ドル近くが戻ってくるという点も魅力的だ。

吉田の契約は3年総額5580万ドルに対して、カスティーヨの契約は3年総額7245万ドルである。つまり、吉田の年俸は1860万ドル、カスティーヨの年俸は2415万ドルで、差額は555万ドルとなる。その分、マリナーズはさらなる補強にむけた予算を手に入れられることになる。

一方のレッドソックスにとっても、カスティーヨはまたとない先発3番手投手になる。このオフに狙い通り2人のエース級投手を獲得し、カスティーヨを3番手、タナー・ホークとブライアン・ベロを4番手と5番手として起用すれば、メジャー屈指のローテーションを手に入れることになるだろう。

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ルイス・カスティーヨと吉田正尚の契約交換トレードは、どちらにもプラスとなる。

• カスティーヨ:3年7245万ドル(年平均2415万ドル)+2500万ドルのオプション

• 吉田正尚:3年5580万ドル(年平均1860万ドル)

両チームにメリットがあるトレード。先発3番手としてカスティーヨを加えられれば最高だ。

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原文:Red Sox proposed contract swap trade lands All-Star pitcher in Boston for three years, $72 million
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)