本サイトに掲載されているリンクから商品の購入やサービスの契約をされた場合、本サイトが収益を得ることがあります。

直近16試合中13敗中のメッツが選手だけのミーティングを実施

コントリビューター
石山修二 Shuji Ishiyama
コントリビューター
Daniel Chavkin
直近16試合中13敗中のメッツが選手だけのミーティングを実施 image

メッツはシーズン最初の1ヶ月間、好調なスタートを切った。新加入のフアン・ソトがまだ新しい環境に慣れない中でこの成績を残したことで、チームはこの先さらに良くなると期待されていた。

しかし、ソトが本来のパフォーマンスを発揮し始めた一方で、他の選手たちはその期待に応えられなかった。メッツはここにきて調子を落とし、直近16試合で13敗を喫し、5シリーズ連続で負け越し、ナ・リーグ東地区2位に転落した。

▶MLBグッズをAmazonでチェック!

現地28日(土)にパイレーツに9-2で敗れたその試合後、メッツの選手たちは選手だけのミーティングを開催した。

メッツの選手たちによるミーティングの中身は

パイレーツに9-2で大敗した直後、メッツはロッカールームで選手だけのミーティングを開いた。ブランドン・ニモは、今こそ全員が団結して前進していく時だと説明した。

「今は良いプレーができていない」とニモは語った。

「率直に意見を出し合い、チームとして話し合って、前に進むことだ。今はチームとしてまとまりがなくなっていたと感じていた」

(ブランドン・ニモがメッツの選手ミーティングについて語る:「率直に意見を出し合い、チームとして話し合って、前に進むことだ」)

フランシスコ・リンドーアをはじめとした他のチームリーダーたちもこのミーティングについてメディアに語った。リンドーアは土曜日の敗戦後にこの話し合いが急遽決まったと説明した。

「試合後、皆で集まっていたら自然と始まった」とリンドーアは語った。

「チームとして皆で話し合うことを決めた。それが良いチームのあるべき姿だ」

(フランシスコ・リンドーがメッツの選手たちのミーティングから得た感想:「支え合い、切迫感を持ち、愛し合い、同じ方向を向いている」)

リンドーアは勝利に向けた裏技はないこと、そして今の苦戦もシーズンの一部であることを確認したと言う。

「最終的には勝つこと、それだけだ」と彼は語った。

「(ミーティングは)魔法じゃない。そんな簡単にはいかないものだ…これも自分たちが直面していく逆境の一つだ」

(フランシスコ・リンドーアは選手だけのミーティングで何が変わると期待しているか? 「勝つこと、それだけだ。突如シーズンが好転するなんて考えていない。我々は依然として戦い続けている。これは魔法じゃない。これも自分たちが直面していく逆境の一つだ)

ピート・アロンソもメディアに対して口を開いたが、詳しい内容については明かさず、チーム内に留めることを選択した。ただ、選手たちの間で話し合ったこと役に立ったと信じている。

「(ミーティングの中身は)その場にいた選手たちの間にとどめておきたい」と、アロンソは述べた。「ただ、生産的なミーティングになったと思う」

しかし、そのミーティングもいきなりの効果を発揮することなく、メッツは翌日のパイレーツ戦でも12-1の大敗と喫し、このシリーズ3試合で30失点といいところなく3連敗となった。この葛藤はまだしばらく続いていきそうだ。

▶土曜の朝はApple TV+でMLB中継! まずは7日間無料トライアル

原文:Mets hold players-only meeting amid recent stretch of losses: 'It's part of the adversity we're dealing with'
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


MLB関連記事