ウィンターミーティングを間近に控え、ボストン・レッドソックスは、今オフのFA市場最大のフリーエージェントであるフアン・ソト獲得へ、最後の一押しを捻り出す必要がある。彼を納得させる方法は彼へのセールスポイント、つまり彼以外のスーパースター1人もしくは2人と早く契約することだ。
米ニュースサイト『NJ.com』のヤンキース番記者ランディ・ミラー氏の記事によると、レッドソックスはソトに対して、右打者とエース級の投手、高額契約のフリーエージェント2名を獲得する意向を伝えたと言う。
もしレッドソックスがその言葉通りの補強を即座に実現できたなら、チームの本気度を示すことになる。加えて、素晴らしいファームシステムと将来性を併せ持つレッドソックスなら、ソトの条件を満たすことができ、レッドソックスを選ばない理由はなくなるだろう。
右打者については、今オフも昨オフも獲得に興味を示していたテオスカー・ヘルナンデスを狙うことができるだろう。ヘルナンデスはレッドソックスの打線のバランスを取ることができる右のスラッガーだ。
エース候補としては、マックス・フリードを狙っているとすでに明言している。サウスポーのフリードは、先発ローテーションに左腕がいないレッドソックスにとって必要なスーパースターである。フリードの高校時代のチームメイト、ルーカス・ジオリトがフリードを勧誘しており、獲得は時間の問題だと期待したいところだろう。
レッドソックスのフロントオフィスがこのことに気づき、他のチームに先んじて対応することが期待される。
A selling point from the Red Sox to Juan Soto is that they plan to add 2 big money free agents, in addition to Soto.
— Big Sox Guy (@BigSoxGuy) December 2, 2024
If true, why wait?
Prove it. Now. Before it’s too late.
Sign Fried or Burnes asap. Show Soto you mean it. Give him every reason to sign here. https://t.co/pS8C3EYpTl
（レッドソックスがフアン・ソトに提示したセールスポイントは、ソトに加えて2人の高額フリーエージェントを獲得する計画があるということだ。
もし本当なら、なぜ待つのか？
手遅れになる前に。今すぐ証明しろ。
フリードかバーンズと早急に契約を結べ。ソトに本気であることを示せ。彼がここにサインするあらゆる理由を与えろ）
原文：How Red Sox fulfilling a selling point could help land superstar free agent Juan Soto
翻訳・編集：石山修二（スポーティングニュース日本版編集部）