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ドジャースの山本由伸が『イマキュレート・イニング』のチャンスを微妙な判定で逃す

コントリビューター
Billy Heyen
コントリビューター
石山修二 Shuji Ishiyama
ドジャースの山本由伸が『イマキュレート・イニング』のチャンスを微妙な判定で逃す image

それは完璧な投球だった。

だが残念ながら、審判の判定は違っていた。

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ドジャースの山本由伸は現地19日(木)の夜、パドレス戦の3回表に8球連続のストライクで2つの三振を奪い、3人目の打者に対してもカウント0-2と追い込んでいた。

そして9球目、山本は高めに96マイル(約154キロ)の速球を投げ込んだ。テレビ画面に映し出されるストライクゾーンで見る限り明らかにストライクだった。

しかし、フェルナンド・タティスJr.が見送った球はストライクと判定されなかった。

結果として、山本は今季1度しか記録されていない『イマキュレート・イニング(3者連続三球三振の9球でイニングを終えること)』達成のチャンスを逸することとなった(現地5月18日、マーリンズのキャル・クワントリル)。

(判定がストライクだったら、山本由伸はイマキュレート・イニング達成だった)

山本はその後、タティスJr.をスイングアウトの三振に切ってとった。

結果として、9球、ストライク9つ、3三振という完璧なイニングは実現せず、山本は11球で3者連続三振をマークした。

危険な打者を相手に無失点で切り抜けたことは幸いだった。だが、山本とキャッチャーのウィル・スミスはその瞬間、何を逃しのたか知っていたに違いない。

『Baseball Almanac』によれば『イマキュレート・イニング』を達成した投手はMLB史上で115人、山本がその歴史に名を刻む機会を逸したことは残念でならない。

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原文:Dodgers' Yoshinobu Yamamoto robbed of rare MLB history by terrible umpire call
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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