本サイトに掲載されているリンクから商品の購入やサービスの契約をされた場合、本サイトが収益を得ることがあります。

ドジャースのマックス・マンシーがアストロズ戦での歴史的大敗で浮上した不正疑惑についてコメント

石山修二 Shuji Ishiyama

Aaron Raley

ドジャースのマックス・マンシーがアストロズ戦での歴史的大敗で浮上した不正疑惑についてコメント image

ロサンゼルス・ドジャースのレジェンドであり、現在は解説者を務めるオレル・ハーシュハイザー氏は現地4日(金)の夜、ヒューストン・アストロズがロサンゼルス・ドジャースと対戦した際、2017年ワールドシリーズの歴史を掘り起こす寸前まで踏み込んでいた。

そのワールドシリーズでアストロズがサイン盗みの不正行為を働いたとするスキャンダルは有名な話だ。アストロズはその年のシリーズを制したが、その後も数年間にわたってスキャンダルは続いた。

▶大谷翔平ドジャースグッズをAmazonでチェック!

あれから10年近くが経ったその夜、アストロズがドジャースを18-1の歴史的大差で粉砕した試合中、ハーシュハイザー氏は「アストロズの打者は変化球が来ることを知っていたかのようにスイングしていた」とコメントし、そのスキャンダルを思い起こさせた。

だが、ドジャースの三塁手マックス・マンシーは8日(火)にこの件について逆の考えを持っていると語った。マンシーは、ベン・カスペリアスが投球を読まれていたため、打者は次の投球を予測できていた可能性があると指摘した。

「何が来るか、彼らは知っていたと思うか? ああ、そう思う。彼らが不正行為をしていたと思うか? いや、投手が読まれていただけで、それを防ぐのは自分たちの責任だ」

マンシーはエリック・クラッツ氏とA.J.ピアジンスキー氏がホストを務めるポッドキャスト番組『Foul Territory』に出演し、そう語った。

「それは不正行為じゃない。ゲームの一部だ。良いチームはそうするものだ」

マンシーは、ドジャースがヒューストンとワールドシリーズで対戦した年、ドジャースのAAAに所属していた。マンシーによれば、ドジャースは相手投手を読むことに長けていたと言う。

「フィールドでは自分がしていることに常に注意していなければならない。相手チームに何も漏らしたくないからね。自分たちはそれを何度も活用してきた。今度は自分たちが解決方法を見つける必要がある。それは不正行為ではなく、単なるゲームの一部だ」

▶土曜の朝はApple TV+でMLB中継! まずは7日間無料トライアル

原文:Dodgers star defends Astros cheating conspiracy
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


MLB関連記事

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Aaron Raley

Aaron Raley is a freelance writer with The Sporting News. He recently graduated from Texas A&M University with a bachelor’s degree in journalism studies. Born and raised in Northeast Texas, Aaron has a passion for sports, including baseball, football, NASCAR, IndyCar, Formula 1 and UFC.