今シーズン、スター揃いのロスターを築き上げたロサンゼルス・ドジャースはその成果を形にしようとしている。
今オフに大谷翔平やタイラー・グラスノー、山本由伸といった大型補強を行なったチームは、ニューヨーク・ヤンキース相手に4勝0敗のスイープを達成し、ワールドシリーズ優勝を成し遂げるまであと一歩のところに迫っている。
今シーズンの成功で自信を持ったチームは、2025年シーズン向けて新たなスタートを切るべく、さらなる大型補強を行う可能性がある。すでにフアン・ソト獲得レースへの参戦も噂されるドジャースだが、米スポーツニュースサイト『Bleacher Report』のエリック・ビーストン記者は、今冬のフリーエージェント市場で最も注目されている遊撃手をドジャースが獲得するだろうと予測した。
「ドジャースは明らかに遊撃手を必要しており、フリーエージェント市場にはおあつらえむきの一流の遊撃手がいる」
「予測：ドジャースがアダメスと契約することで、強豪はさらにチーム力を高めることになるだろう」
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ドジャースは今シーズン、何人かの選手をショートで起用してきた。当初はギャビン・ラックスを、その後はムーキー・ベッツにプロ入り後初めてレギュラーベースでショートを守らせるという試みも行なった。
最終的にはベテランのミゲル・ロハスと、プレーオフで好調を維持しているトミー・エドマンの組み合わせに落ち着いたが、アダメスを獲得できれば、今シーズン試したどの選手よりもアップグレードできると思われる。
「アダメスは2024年、ブルワーズで153安打、112打点、32本塁打をマークし、打率.251、出塁率.331、長打率.462という成績を残している。このオフ、内野の要となるポジションの補強に大金を使おうとする球団から高額契約を手にするだろう。それこそ、ドジャースのようなチームから」とビーストン記者は言う。
32本塁打、21盗塁のシーズンを終えたアダメスは現在29歳、おそらく長期にわたる大型契約を結ぶことになるだろう。ビーストンの『Bleacher Report』の同僚であるザカリー・ライマー記者は、アダメスが6年総額1億2000万ドル（1ドル＝153円換算で約183億6000万円）の契約を獲得するだろうと予測している。
ドジャースは高額契約で獲得した選手たちの活躍によって今シーズンの成功を収めたことで、今後は数年にわたってアダメスを軸にチームの若返りを図っていく準備ができたと思われる。
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原文：Dodgers predicted to sign projected $120 million slugging shortstop in blockbuster
翻訳：スポーティングニュース日本版スタッフ
編集： 石山修二（スポーティングニュース日本版）