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ドジャースのムーキー・ベッツがショートの守備によるバッティングへの影響を否定

コントリビューター
石山修二 Shuji Ishiyama
コントリビューター
Aaliyan Mohammed
ドジャースのムーキー・ベッツがショートの守備によるバッティングへの影響を否定 image

ロサンゼルス・ドジャースは38勝25敗で地区首位に立っており、メジャーリーグでも屈指の強さを発揮している。それでも、彼らはまだそのポテンシャルを発揮できていない。

その要因の一つはドジャースの投手陣の故障者の多さだろう。また、ラインアップに名を連ねるスター選手の一人も今季、打撃面でベストのパフォーマンスを見せられずにいる。

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ドジャースが誇るMVPトリオの1人、ムーキー・ベッツの成績は今季ここまで打率.259、OPS.752、8本塁打にとどまっている。記者からショートでプレーしているすることが打撃に影響を与えているかどうか尋ねられるとベッツは答えた

「ノーだね。去年はMVPを獲得する勢いだったと思う」とベッツは言う。

「今年よりもずっと(守備の)練習していたにもかかわらずだ。だから、ショートを守っていることが原因じゃない。言い訳はできない。結果を出さないと」

昨年、ドジャースはベッツをショートで起用した。ベッツにとってはショートのレギュラーとしてプレーするのはキャリア初の試みだった。新しいポジションに苦労したベッツは、試合外での練習を増やして慣れようとしていた。それでも、守備練習に時間を割いたことは打撃に影響しなかった。打率.304/出塁率.405/長打率.488で10本塁打と好調なバッティングを見せていたが、6月に負傷してしまい8月まで離脱を余儀なくされた。

去年のベッツは復帰すると、ライトにポジションを戻された。しかし、今シーズンのベッツはショートを守り続けている。結果、打撃面の数字は去年の水準にはないが、それは守備のポジションのためではないとベッツは考えている。

そしてベッツがMVP級の成績を残せていない今も、ドジャースはナショナル・リーグ西地区をリードし、依然として圧倒的な強さを示している。ドジャースにはフレディ・フリーマン、ウィル・スミス、そして大谷翔平もいるからだ。ベッツがキャリアを通じて証明してきた実力を発揮し始めれば、ドジャースはさらに強くなる。

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原文:Dodgers' Mookie Betts announces impact playing shortstop has had on offense
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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