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佐々木朗希を加えたドジャース投手陣にクレイトン・カーショウの居場所はないのでは?と米記者が指摘

コントリビューター
Curt Bishop
コントリビューター
石山修二 Shuji Ishiyama
佐々木朗希を加えたドジャース投手陣にクレイトン・カーショウの居場所はないのでは?と米記者が指摘 image

ロサンゼルス・ドジャースは今オフ、活発な動きを見せてきた。

フリーエージェント市場で、すでにブレイク・スネル、テオスカー・ヘルナンデス、ブレイク・トレイネン、マイケル・コンフォルトと契約を結び、この週末には佐々木朗希とタナー・スコットも獲得した。

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現在のドジャースの先発ローテーションはメジャーリーグで屈指の層の厚さを誇り、匹敵するチームを探すのは難しい。先発候補の5人に加え、トニー・ゴンソリン、ダスティン・メイ、ランドン・ナック、ボビー・ミラー、エメット・シーハンなど、控えの若手投手も多数控えている。

そう考えると、クレイトン・カーショウを呼び戻す余裕はないかもしれない。公式サイト『MLB.com』のマーク・ファインサンド記者は、カーショウのロサンゼルスでの時代は終わる可能性があると指摘した。

「メジャーリーグのフリーエージェントに関して、質問が一つ来ています。クレイトン・カーショウのドジャースでの時代は終わったのでしょうか?」とファインサンド氏は疑問を呈した。

「現在のロサンゼルスのローテーションは、山本、スネル、佐々木、大谷(今シーズンは右肘の手術から復帰予定)、グラスノーが並び、ゴンソリン、、メイ、ナック、エメット・シーハンが控えている。私たちはみな、カーショウがいつかドジャースに戻ってくると想定していたが、先発投手がひしめくロースターを考慮すると、果たして彼の居場所があるだろうか?」

カーショウは年齢を重ねても依然として力を発揮してきた。しかし、ここ数シーズンは万全の状態を維持できていない。ドジャースでの彼の時代は終わったのではないかと疑問に思うのも当然である。

もしドジャースがカーショウの復帰を望むのであれば、若手投手をトレードに出して他のポジションを補強するという選択肢も考えられる。

昨シーズンのカーショウは7試合の先発登板にとどまり、2勝2敗、防御率4.50という成績だった。

現在36歳、カーショウはこれまでに10度のオールスター出場、3度のサイ・ヤング賞受賞、ゴールドグラブ賞にMVP獲得、そして2回のワールドシリーズ制覇を成し遂げてきた。言うまでもなく、ドジャースで素晴らしい活躍をしてきた選手である。

しかし、今のドジャースにはすでに多くの投手陣が揃っている。ついにカーショウに別れを告げる時が来たのかもしれない。

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原文:Dodgers may not have ‘room’ for Clayton Kershaw reunion after adding Roki Sasaki
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)