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テオスカー・ヘルナンデス、米記者に『1000%』残りたいとコメント

コントリビューター
Jackson Roberts
コントリビューター
石山修二 Shuji Ishiyama
テオスカー・ヘルナンデス、米記者に『1000%』残りたいとコメント image

ロサンゼルス・ドジャースのファンにとっては、テオスカー・ヘルナンデスの再契約に対して疑念が募る日々が続いている。

昨季のヘルナンデスはドジャース1年目で素晴らしい活躍を見せた。自己最高の33本塁打を放ち、オールスターにも選出、シルバースラッガー賞を受賞し、ついにワールドシリーズの初優勝リングを手にした。彼はチームが期待した通りの活躍を見せた。

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残念なことに、昨オフのヘルナンデスとの契約は1年契約で、ドジャースとはいまだ折り合いがつかないまま、交渉は難航している。このオフのフリーエージェント屈指の右の強打者であるヘルナンデスに対しては、ドジャース以外にも複数の球団が関心を示していると報じられている。

特にボストン・レッドソックスとトロント・ブルージェイズは、ヘルナンデスをドジャース から奪い去る可能性が高いチームだ。ボストンは選手獲得の予算を増やしており、有望な若手選手も多く抱えている。一方、ブルージェイズはヘルナンデスが以前プレーしたチームでもあり、高年俸を支払う資金力も充分にある。

連日、様々な情報が飛び交う中、米紙『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者は26日(木)、2025年もドジャースでプレーしたいというヘルナンデスの気持ちに変わりはないと報じた

「彼は『1000パーセント』ドジャース に戻りたいと、はっきり私に語りました。誰だってそうでしょう?」

しかし、レッドソックスと彼の古巣ブルージェイズ(そして、おそらくこちらも古巣のマリナーズ)は、彼が悩むだけの材料を提示しているようだ。素晴らしいバッティングに加え、チームにとって素晴らしい存在でもあるヘルナンデスは、ロサンゼルスでの輝かしい1年を有利な契約につなげるべきだろう。

2023年にヘルナンデスが苦戦したマリナーズは別としても、レッドソックスやブルージェイズであれば、間違いなく成功を収めることができるだろう。もしドジャースがこのままヘルナンデスの要求に応じない場合、いずれかのチームがオファーを引き上げてヘルナンデスを強奪して行く可能性は否定できない。

この先どうなるかは誰にもわからない。だが、ヘルナンデスは明らかにドジャースでプレーしたいと思っている。彼の願いが叶わない場合、その責任の所在が誰にあるかはもはや明確だろう。

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原文:Dodgers free-agent slugger '1,000 percent' wants to stay in LA, per insider
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)