テオスカー・ヘルナンデスの後釜として鈴木誠也?米メディアがトレード実現の可能性を報道

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2024年にワールドシリーズ制覇を達成したロサンゼルス・ドジャースだが、そのチームの重要な戦力であるテオスカー・ヘルナンデスがフリーエージェントとしてチームを去る可能性に直面している。

米スポーツニュースサイト『The Athletic』のケン・ローゼンタール記者は、ヘルナンデスがチームを去った場合の後釜となる右打者を「探している」と指摘し、その候補としてシカゴ・カブスの鈴木誠也をトレードで獲得できるのではと示唆した。

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「ヘルナンデスとの交渉がなかなかまとまらないため、ドジャースは後釜となりうる魅力的な右打者を数名検討している」とローゼンタール氏は書いている。

「チーム事情に精通した情報筋によると、その候補にはフリーエージェントのキム・ハソン、カブスの鈴木誠也、ホワイトソックスのルイス・ロベルトJr.といった選手が含まれている」

数ある選択肢の中でも、鈴木の獲得は最も理にかなっていると言える。大谷翔平と山本由伸とチームメイトになるドジャースは、鈴木にとっても魅力的な場所である。鈴木は2022年に5年総額8500万ドル(1ドル156円で約132億6000万円)の契約を結んだが、現在はチームでの役割に不満を抱いているかもしれない。米ケーブル局『ESPN』のジェシー・ロジャース記者によると、鈴木は指名打者専門になることを望んでいないと代理人が述べているという。

トレードでカイル・タッカーを獲得した今、カブスの外野陣にはタッカー、イアン・ハップ、ピート・クロウ=アームストロングの3人が並ぶ。鈴木にはトレード拒否権があるが、ワールドシリーズ・チャンピオンのドジャースで外野手としてプレーするためならそれを放棄する可能性もある。カブスが鈴木の交換要員として誰を望むかは不明だが、ドジャースにとっては複数年契約が残る鈴木の獲得は2025年以降のオプションにもなる。

ヘルナンデスは昨季のドジャース優勝に大きく貢献した。2024年には33本塁打を放ち、オールスターにも選出された。もしファンに愛されるヘルナンデスを失うことになれば、右打者の補強は絶対的に必要だ。ローゼンタール氏によると、ヘルナンデスはドジャースに残りたいと希望しているが、金銭面の問題から契約が難航しているという。

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原文:Dodgers blockbuster trade pitch nets $85 million star to replace beloved slugger
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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