ムーキー・ベッツのショート転向に同地区ライバルのスター選手が『クレイジーだ』だと反応

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ロサンゼルス・ドジャースはこのオフもまた大型補強を敢行し、ワールドシリーズ優勝の圧倒的な最有力候補としてスプリングトレーニングに臨んでいる。

チームは、8度のオールスター選出を誇るムーキー・ベッツをはじめ、すでに多くの殿堂入りが有力視される選手を擁している。そこにブレイク・スネル、タナー・スコット、佐々木朗希といった選手を加えた。これだけの充実した戦力を擁するドジャースであれば、何もせずとも2025年も素晴らしい結果を期待できるはずだ。

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だがそんな中、ベッツは外野手としてこれまで6度のゴールデングラブ賞を受賞した実績を持ちながら、今季からチームの正遊撃手へと転向するを決意した。

同地区ライバルであるサンディエゴ・パドレスのマニー・マチャドは、この決断がドジャースにとってどれほど意味があるのか理解できないと米全国紙『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者の取材でコメントした

「なぜそんなことをしたいのか理解できない」とマチャドは語った。

「まるで分からない。彼がやろうとしていることはクレイジーだ…なぜそんな過酷なポジションでプレーしたいのか? 身体への負担が大きすぎる」

マチャドには、このコンバートがベッツとドジャースにとってうまくいかないことを期待する理由があるかもしれない。2024年、ドジャースとパドレスは熱戦を繰り広げたが、試合中にマチャドがドジャースのダグアウトのデイブ・ロバーツ監督に向かってボールを投げたこともあったほど、両者の関係はヒートアップしていた。

2025年には両チームのライバル意識がさらに激しくなりそうな中、パドレスにしてみればベッツのコンバートが狂気じみていることが証明されることを期待するのは当然かもしれない。ちなみにベッツは2024年にも同様のコンバートを試みたが、故障のため外野手に戻っている。

一方、2025年の開幕に向けて新たな挑戦を再び始めるにあたり、ベッツはマチャドをはじめ彼の挑戦を疑っている人々に対してメッセージを送っている。

「自分には分かっているんだ、本当にできるとね」と、ベッツはナイチンゲール氏に語った。

「みんな間違っていると証明してみせるのが楽しみだ」

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原文:Dodgers insider reveals reason for ‘virtually unheard of’ Mookie Betts move
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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