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ブルージェイズとヴラディミール・ゲレロJr. 約750億円で契約延長と米記者が予測

コントリビューター
石山修二 Shuji Ishiyama
コントリビューター
Jackson Roberts
ブルージェイズとヴラディミール・ゲレロJr. 約750億円で契約延長と米記者が予測 image

トロント・ブルージェイズがヴラディミール・ゲレロJr.との契約延長を望んでいることは周知の事実であり、ゲレロの設定した期限が過ぎたとしてもその状況に変わりはない。

これまで4度のオールスター出場を果たしているゲレロは当初、契約延長にについて、ブルージェイズに2月中旬までという期限を課していた。その期限内に契約延長はまとまらなかった。そして、今オフ11月にはフリーエージェントになるゲレロの動向について、次々と最新情報が漏れ伝わっている。

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ゲレロを失うことで、ブルージェイズはまた数年後退する可能性がある。ブルージェイズは現時点ですでにチーム史上最高額のロスターを揃えており、ゲレロの契約がまとまらなかったとしても依然高額であることに変わりはない。逆にゲレロを失えば、チーム再建の道は困難を極めることになるだろう。

ブルージェイズとすれば、夏のトレードデッドラインでゲレロを放出することも、フリーエージェントで見返りなしに彼を失うことも避けたいと考えている。では、ゲレロとの契約を近い将来に成立させるには、現実的に何が必要なのだろうか?

現地30日(日)、米全国紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は契約合意に向けて両者の距離が『少し縮まった』と報じた。興味深いのは、ナイチンゲール氏が予測する契約額だ。

「トロント・ブルージェイズとヴラディミール・・ゲレロJr.は契約延長の合意に近づきつつあり、その契約額は14年か15年契約で約5億ドル(1ドル150円換算で約750億円)と想定される。これは、ブルージェイズのCEOであるマーク・シャピロ氏のトロントでの今後にとって重要な契約となるだろう」とナイチンゲール氏は書いている。

「ブルージェイズが最後にポストシーズンで勝利したのは2016年で、今年はシャピロにとって契約最終年となるからだ」

5億ドルという契約額は、ニューヨーク・メッツがこの冬にフアン・ソトと結んだ契約を大幅に下回るものの、大金であることは間違いない。ブルージェイズがゲレロに後払いなしでそれだけの額を支払うことができるのであれば、両者の契約がまとまる可能性は充分考えられる。

原文:Blue Jays' Vladimir Guerrero Jr. gets $500 million contract update from MLB insider
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)