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菊池雄星は3年総額97億円で新天地エンゼルスへ

コントリビューター
Patrick McAvoy
コントリビューター
石山修二 Shuji Ishiyama
菊池雄星は3年総額97億円で新天地エンゼルスへ image

2024年シーズンのトレードデッドライン前、最も積極的に補強へ動いたチームがヒューストン・アストロズだった。

先発ローテーションの補強が必要だと考えたアストロズは、トロント・ブルージェイズからオールスター投手の菊池雄星を獲得した。この補強には、短期的なレンタルになる可能性がある菊地に高額を支払い過ぎだと考える人もいた。

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ところが、終盤戦の菊池は輝きを放ち、アストロズ加入後の10試合で防御率2.70と好投を見せた。

その結果、菊地は今オフのフリーエージェント市場で最高の投手の一人として注目を集めることになった。彼が注目を集める理由はずばり、チームに大きな貢献ができる選手であるにもかかわらず、コービン・バーンズ(ボルティモア・オリオールズ)やマックス・フリード(アトランタ・ブレーブス)、ブレイク・スネル(サンフランシスコ・ジャイアンツ)よりもはるかに低い年俸で獲得できる点だ。

実際、菊地は現地25日(月)に、その通りの新契約を手にした。それもアストロズ以外のチームからだ。米紙『ニューヨークポスト』のコラムニスト、ジョン・ヘイマン氏は、菊地は3年6300万ドル(1ドル154円換算で約97億200万円)でロサンゼルス・エンゼルスと契約したと報じた。

「菊池雄星は6300万ドルでエンゼルスへ(3年契約)」とヘイマンは書いている。

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菊池はこれまでシアトル・マリナーズ、トロント・ブルージェイズ、ヒューストン・アストロズでプレーし、通算166試合に登板して通算防御率は4.57を記録している。2024年の防御率は4.05、2023年は3.86であったことを考えると、今回の契約額は妥当なものと思われる。

もしアストロズが彼を残留させたかったとしたら、この程度の契約を結ぶ余裕はあっただろう。アストロズは、菊地に代わる投手の獲得へ向けて積極的に動くはずだ。

原文:Astros All-Star cutting ties with Houston for $63M deal with Angels
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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