6月25日(水)に浦和競馬場でさきたま杯(Jpn1、ダート1400メートル)が行われる。今年はフェブラリーS覇者のコスタノヴァ、前走かしわ記念で連覇を果たしたシャマルなど実力馬たちが名を連ねた。
ここではレースの予想のポイントと予想、買い目を紹介する。2025年さきたま杯の攻略ポイントはどこか。しっかりチェックしてほしい。
さきたま杯2025予想のポイント
ポイント①コース形態
舞台の浦和競馬場は直線距離300メートル(ゴールまでは220メートル)、と極端な小回りコースだ。加えて1400メートルと短距離のレースながらコーナーを4つ周る。フットワークが大きい馬など、コーナリングを得意としない馬にとっては厳しいコース設定だ。差し馬や一瞬の切れ味を武器とする馬にとっても息を入れるタイミングが無く、力を発揮せずに終わってしまうこともある。
それだけに狙いたい馬の特徴は「スタートが得意な馬」、「逃げ・先行馬」、「コーナリングが得意な馬」となる。長くいい脚を使える器用な馬を探したい。
ポイント②雨
今年は雨が降る中でのレースを迎えそうだ。ダートは雨が降れば馬場が締まり、脚抜きが良くなる。極端に降雨量が多くなってドボドボとなった不良馬場なら話は別だが、基本的には重馬場では時計が出やすくなる。良馬場とは異なった適性が表れるだけに、過去の戦績での重馬場実績は重要視したい。
ダート競馬は一般的に雨が降れば逃げ・先行馬の成績が格段に良くなる。雨ならば、「逃げ・先行馬」を優先に買いたい。
ポイント総括
両ポイントで挙げた「逃げ・先行馬」を中心に予想は組み立てたい。レースの展開についてはこちらの記事で逃げ馬、先行馬を挙げているのでチェックして頂きたい。
さきたま杯2025予想
本命◎②シャマル
断然人気馬にはなるが、今メンバーで断然のスタートセンスと先行馬を持つ馬だ。この馬を逆らうことはできない。当日は雨が降るだけに、重馬場での成績が【1011】不良馬場での成績が【5011】の◎にとっては追い風も追い風だ。
前走のかしわ記念は良馬場にも関わらず勝利を挙げた。つまりは今が全盛期。調教の動きは素晴らしく、坂路の真ん中を抜群のフットワークで駆け上がった。文句のつけようがない。勝つのはこの馬だ。
対抗〇⑪ティントレット
今回の注目の穴馬はこの馬だ。同馬は馬の気分次第で大きく成績が変わるため本命までは打てなかったが、とにかく前走プラチナCが強かった。勝ち時計の1分25秒1は破格の時計だ。スタートはそこまで速くないが、二の脚がとにかく速かった。コーナリングも軽やかで、完璧と言える内容だった。
このレースの再現ができれば、馬券圏内に確実に入れると言い切れるレース内容だった。外枠を引けたのもプラスなだけに、レースまでの集中力が鍵となる。
その他注目馬
③コスタノヴァはフェブラリーSを制した実力の持ち主で、馬の能力だけで言えば今回トップクラス。それでもゲートの出が遅く、小回り1400メートルではその一瞬が命取りとなる。それでも直線では巻き返してくるはずで、軽視はできない。
⑩タガノビューティーは1400メートル巧者。佐賀開催のJBCスプリントを制したように、コーナー4つの競馬は得意だ。昨年同レースでもただ1頭後方から強烈な差し脚をみせてきただけに、今回も怖い存在だ。
さきたま杯2025の印
◎②シャマル
〇⑪ティントレット
▲③コスタノヴァ
☆⑩タガノビューティー
△⑨チカッパ、①エンペラーワケア
さきたま杯2025の買い目
断然人気のシャマルを本命に据えているだけに、買い目は7点に絞る。
馬単②→⑪③⑩(3点※③との馬券はオッズが安いため、重点的に購入することをおススメする)
3連複2頭軸流し②⑪ー③⑩⑨①(4点)
以上。