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井岡一翔vsマルティネス2の見どころ・勝敗予想・オッズ|5.11 WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ

コントリビューター
神宮泰暁 Yasuaki Shingu
コントリビューター
井熊知也 Tomoya Ikuma
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時事通信

5月11日(日)、井岡一翔が王者フェルナンド・マルティネスとのダイレクトリマッチに挑む。ここでは、この一戦の見どころや勝敗予想、オッズについてまとめる。

なお、この試合の中継は動画配信サービス『ABEMA(アベマ)』で独占無料ライブ&見逃し配信される予定だ。

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👀井岡一翔vsマルティネス2の見どころ

井岡一翔(志成)が、現WBA世界スーパーフライ級王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)とのダイレクトリマッチに挑む注目の一戦が、ついに実現する。

当初は2024年大晦日に予定されていたが、マルティネスのインフルエンザ感染により中止となり、約5か月の時を経て、再戦に向けた準備が整った。

2024年7月に行われた前回の一度目の対戦では、WBAとIBFの2本のベルトを賭けた統一戦で、井岡が0-3(112-116、111-117、108-120)の判定でマルティネスに敗北。約5年半ぶりの黒星となっていた。

その試合では、井岡が序盤から強打を武器とするマルティネスに攻め込まれ守勢を強いられたものの、冷静に対処し左ボディを軸に反撃。中盤以降には試合のペースを握る場面もあったが、最後まで好戦的なマルティネスを仕留めきることはできず、最終ラウンドまで激闘を繰り広げた。

この勝利によりマルティネスは、自身のIBF王座を防衛すると同時に、井岡が保持していたWBAベルトを獲得。その後、IBFから指名されたウィリバルド・ガルシア(メキシコ)との防衛戦を拒否し、IBF王座を返上した。

なお、マルティネスが対戦を拒否したガルシアは、同年12月21日にレネ・カリスト(メキシコ)と新王者決定戦を日本の静岡で行うも、ドローに終わったため、今年5月23日に両者の母国で再戦予定だ。

そして迎える今回の井岡vsマルティネス2は、36歳の井岡にとってキャリアの集大成とも言える重要な一戦。一方、マルティネスにとっては、WBC王者ジェシー『バム』ロドリゲス(米国)との統一戦実現に向け、再び世界戦の舞台でその実力を誇示する絶好のチャンスだ。

WBC世界フライ級王者・寺地拳四朗の転級示唆でさらなる群雄割拠が見込まれるスーパーフライ級戦線だけに、両者の誇りと意地がぶつかるダイレクトリマッチは、ボクシングファンの熱視線が注がれる注目の一戦となるだろう。

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🤔井岡一翔vsマルティネス2の勝敗予想・オッズ

今回、フェルナンド・マルティネスはIBF王座を返上してまで井岡一翔とのダイレクトリマッチを選択し、井岡のキャリアに決定的な終止符を打とうとしている。

気になる勝敗予想とオッズだが、大手ブックメーカー『bet365』によるオッズでは、マルティネスが1.25倍井岡が3.90倍と、王者マルティネスが有利と見られている。

決着方法別では、KO・TKO・反則勝ちがマルティネス5.00倍、井岡12.00倍。判定勝ちはマルティネス1.61倍、井岡5.50倍、ドローは15.00倍と設定されている。(※2025年5月9日時点)

しかし、井岡はこれまで再戦で3戦3勝と無敗。リマッチでの勝率は100%を誇る。このデータからは、井岡の高いボクシングIQと優れた修正能力がうかがえる。再戦では相手の癖やリズムを把握したうえで、よりテクニカルな展開に持ち込めるため、井岡にとっては有利な状況だと言えるだろう。

会見では井岡自身が「勝てない相手ではない。だからこそリベンジして、必ず結果でそれを証明したい」と語り、自信をのぞかせていた。それでもなおオッズに大きな開きがあるのは、井岡が36歳とキャリア晩年に差し掛かっている点が影響していると見られる。ここ数戦は自身のペースに持ち込めず、泥臭く打ち合う場面が増えた印象もある。

一方のマルティネスも33歳と決して若くはないが、フィジカル面ではまだベテランの強さを発揮できる年齢である。ただ慢心はないとしても、圧力と回転力で押し切った初戦の感覚そのままで戦った場合、高い修正力を持つ「再戦勝率100%」の井岡の思う壺になる可能性もある。

こうした状況を総合的に鑑みた結果、スポーティングニュース日本版編集部としては、井岡一翔が2-1の判定で勝利すると予想する。

スポーティングニュース日本版編集部の予想: 井岡一翔の判定勝利

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