FIBA W杯2023アジア地区予選に向けたバスケ男子日本代表12人決定、ホーバス新体制発足後初の公式戦へ

及川卓磨 Takuma Oikawa

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新生日本代表のW杯予選初陣メンバー発表

FIBAバスケットボール ワールドカップ2023 アジア地区予選ウィンドウ1の中国代表との第1戦に出場する男子日本代表チームのメンバー12人が決まった。試合前日の11月26日に日本バスケットボール協会が発表した。

27日にゼビオアリーナ仙台で行われる中国代表との初戦に出場するメンバー12人の選出となる。12人全員、15日に発表された24人の予備登録選手の中から選ばれている。東京オリンピック出場メンバーからは張本天傑、比江島慎、シェーファーアヴィ幸樹、富樫勇樹の4人が選出された。

今回のウィンドウ1は、7~8月に行われた東京オリンピック以来、男子日本代表にとって初めての公式戦となる。また、東京五輪で銀メダルを獲得した女子日本代表のヘッドコーチから男子日本代表ヘッドコーチに転身したトム・ホーバスHCにとっての初陣でもある。

バスケットボール男子日本代表(2021年11月27日 中国戦)

氏名英字表記(姓, 名)No.P身長体重生年月日年齢所属出身校出身地
チェンバース アキCHAMBERS, Aki11SF191901990/09/1931群馬クレインサンダーズカリフォルニア大学マーセド校東京都
エヴァンス ルークEVANS, Luke3C2031001991/03/1630ファイティングイーグルス名古屋カリフォルニア・バプティスト大学アメリカ
藤井 祐眞FUJII, Yuma21PG178751991/12/1329川崎ブレイブサンダース拓殖大学島根県
古川 孝敏FURUKAWA, Takatoshi51SF190921987/10/2034秋田ノーザンハピネッツ東海大学兵庫県
張本 天傑HARIMOTO, Tenketsu88SF1981001992/01/0829名古屋ダイヤモンドドルフィンズ青山学院大学愛知県
比江島 慎HIEJIMA, Makoto6SG191881990/08/1131宇都宮ブレックス青山学院大学福岡県
西田 優大NISHIDA, Yudai19SG190901999/03/1322シーホース三河東海大学徳島県
岡田 侑大OKADA, Yuta77SG189801998/06/1023信州ブレイブウォリアーズ拓殖大学京都府
齋藤 拓実SAITO, Takumi1PG172691995/08/1126名古屋ダイヤモンドドルフィンズ明治大学神奈川県
シェーファー アヴィ 幸樹SCHAFER, Avi Koki32PF2061061998/01/2823シーホース三河ジョージア工科大学兵庫県
竹内 公輔TAKEUCHI, Kosuke10PF2061001985/01/2936宇都宮ブレックス慶応義塾大学大阪府
富樫 勇樹TOGASHI, Yuki2PG167651993/07/3028千葉ジェッツモントロス・クリスチャン高校新潟県

※リストの順番は英字表記のABC順。情報は日本バスケットボール協会発表資料による。平均身長190.1cm、平均体重87.9 kg、平均年齢28.5歳(データは11月25日時点)。

28日に同会場で行われる中国代表との第2戦に出場するメンバーは、27日のFIBAテクニカルミーティングでの承認後に発表される予定だ。ホーバスHCは19日に実施されたメディアデーで今回のウィンドウ1の試合に出場するメンバーとして「15~17人」を検討している旨の発言をしているため、第1戦のメンバーから数人を入れ替えて第2戦に臨むと見られる。


FIBA W杯2023アジア地区予選ウィンドウ1 日本対中国 開催概要・日程

▼第1戦
中国代表 対 日本代表
11月27日(土)12:05試合開始予定
中継(放送・配信):BS日テレ/DAZN

▼第2戦
日本代表 対 中国代表
11月28日(日)18:35試合開始予定
中継(放送・配信):BS朝日/DAZN

会場:ゼビオアリーナ仙台(宮城県仙台市)


FIBA W杯2023アジア地区予選 概要

FIBAバスケットボール ワールドカップ2023は、2023年9月にフィリピン、日本、インドネシアの3か国で共催されるバスケットボールの国別世界一決定戦(32チーム出場)。今週末開催されるアジア地区予選には、オーストラリア、バーレーン、中国、台湾(チャイニーズ・タイペイ)、インド、インドネシア、イラン、日本、ヨルダン、カザフスタン、韓国、レバノン、ニュージーランド、フィリピン、サウジアラビア、シリアの16チームが出場する。

2021年11月のウィンドウ1を皮切りに、2022年2~3月(ウィンドウ2)、6~7月(ウィンドウ3)の1次予選、2022年8月(ウィンドウ4)、11月(ウィンドウ5)、2023年2月(ウィンドウ6)の2次予選と6回の予選を経て2023年のワールドカップ出場枠を争う。

開催国枠としてワールドカップ出場権を保持しているフィリピンと日本に加えて、アジア地区からは6チームが出場権を得る(※インドネシアが2022年7月に予定されているアジアカップで準々決勝進出を果たせばワールドカップ出場権を開催国枠で獲得することになるため、その場合は残り5枠となる)。

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及川卓磨 Takuma Oikawa

スポーティングニュース日本版編集長。千葉県生まれ、茨城県育ち。日本大学在学時を含めて丸14年間バスケットボール専門誌の編集者として企画立案・取材・執筆・編集・誌面制作・ウェブサイト運営等あらゆる編集業務に携わる。2013年秋にNBA日本公式ウェブサイト『NBA Japan』編集長に就任し、サイトやSNSアカウントの立ち上げに携わると同時にメディア運営を主導。2022年4月より現職。主な競技経験はバスケットボール、野球、サッカー。