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バスケ男子日本代表・デンマークとの初戦で18得点のテーブス海(アルバルク東京)のコメント「もっと気持ちよくガード以外の選手がシュートを打って、入るようになれば」

牧野豊 Yutaka Makino

バスケ男子日本代表・デンマークとの初戦で18得点のテーブス海(アルバルク東京)のコメント「もっと気持ちよくガード以外の選手がシュートを打って、入るようになれば」 image

©︎Yutaka Makino

デンマークとの初戦で18得点をマークし勝利に貢献したデーブス海

7月19日、ららアリーナ東京ベイで行なわれたバスケットボール男子日本代表強化試合「SoftBank CUP 2025(千葉大会)」。日本代表はデンマーク代表を相手に序盤からシュート成功率と相手の高さに苦しむなか、テーブス海(アルバルク東京)とジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)のツーマンゲームを中心に得点を重ね、69対64と勝利を収めた

計18得点、6アシスト、そしてターンオーバーがゼロだったテーブスは試合について、「(7月上旬の)オランダ戦は若い選手のエナジーに助けられたんですけど、今日はどっちかというとトムさん(ホーバスHC)のバスケットを結構経験している選手たちが苦しい時間帯によく我慢したと思います」と振り返る。

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同時に、落ちついたテンポのハーフコートの展開になる場面が多かったことについて、ポイントガードとしての悩ましい胸中を踏まえながら説明した。

「今日も(チーム全体で)80点までいっていませんし、どんどんプッシュして、テンポを速くしてポゼッションを増やしたい。ですけど、やっぱ点数がなかなか入らない時間帯が続くと(チームの3ポイント成功率は39本中11本成功の28.2%)、いったん落ち着いてゆっくりとしたテンポでジョシュのピックアップを使うことになる。そのバランスは僕だけじゃなくてやっぱりほかのポイントガードも模索中というか、難しいところではあるんですけど、やっぱり慣れではあると思うので、もっと気持ちよくガード以外の選手がシュートを打って、入るようになれば、もっとポゼッションも増やせるんじゃないかなと思います」

8月にサウジアラビアで開催されるFIBAアジアカップに臨む男子日本代表は7月に入り、有明アリーナでオランダとの強化試合を1勝1敗、その後、韓国に渡り復権を期す韓国代表と強化試合では2連敗(16名選出)と、ここまで1勝3敗だった。

テーブスは過去4試合では1試合平均7.0得点、6.0アシスト、4.0ターンオーバーだった。

デンマークとの強化試合第2戦は7月20日(日)、同じららアリーナ東京ベイで行なわれる。

FIBAアジアカップ2025組み合わせ抽選結果・グループ

グループA

  1. カタール(87位)
  2. オーストラリア(7位)
  3. 韓国(53位)
  4. レバノン(29位)

グループB

  1. グアム(88位)
  2. 日本(21位)
  3. シリア(71位)
  4. イラン(28位)

グループC

  1. 中国(30位)
  2. ヨルダン(35位)
  3. インド(76位)
  4. サウジアラビア(65位・開催国)

グループD

  1. チャイニーズ・タイペイ(73位)
  2. ニュージーランド(22位)
  3. イラク(92位)
  4. フィリピン(34位)

※カッコ内は2025年3月28日現在のFIBAランキング

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牧野豊 Yutaka Makino

東京・神田生まれの神田育ち。上智大学卒。1993年から約30年間、スポーツ専門出版社で雑誌・書籍・ウェブ媒体の取材・原稿執筆・編集全般に携わる。その間、バスケットボール(NBA含む)、アメフト(NFL含む)のムック、水泳競技、陸上競技の月刊定期誌の編集長を歴任。各競技の国内主要大会をはじめ、アジア大会、世界選手権、オリンピック等、国際大会の現地取材を経験。