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【Bリーグ】2015年NBAドラフト全体3位のジャリル・オカフォーがレバンガ北海道と契約

坂田彩音 Ayane Sakata

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レバンガ北海道は7月8日12時、元NBA選手のジャリル・オカフォーと2025-26シーズンの契約を締結したことを発表した。オカフォーは身長211cm、29歳のセンターで、NBAをはじめとする複数のリーグで豊富な経験を積んできた実力者だ。

ジャリル・オカフォーは2015年のNBAドラフトにて、フィラデルフィア・セブンティシクサーズから1巡目全体3位で指名された。1年目から1試合平均17.5得点7.0リバウンド1.2ブロックの活躍を見せ、オールルーキーファーストチーム入りを果たした。その後、3年目以降はトレードによりブルックリン・ネッツ、ニューオーリンズ・ペリカンズ、デトロイト・ピストンズ、インディアナ・ペイサーズと複数のチームを転々とし、NBA通算で248試合に出場した。その後2021年にアトランタ・ホークスから解雇され、NBAを離れることとなった。

オカフォーの持ち味は華麗なポストプレーのテクニックである。しかし、そのポストプレーが持ち味である故、ステフィン・カリーの登場によって瞬く間にスリーポイントが重視されるようになったNBAでは定着することが難しかった。ポストプレーの技術は現在も色褪せず、レバンガ北海道は素晴らしい選手を獲得したことは間違いない。

また、2022年以降は中国、メキシコ、スペイン、プエルトリコと様々なリーグでプレーしてきたオカフォーは、2024-25シーズンはGリーグのインディアナ・マッドアンツで過ごした。先日レバンガ北海道への移籍が発表された富永啓生も同じくマッドアンツで昨シーズンを過ごしたため、2人のコンビネーションにも注目が集まる。

さらに、海外経験のある選手を引き入れるリクルート力を発揮したフロント陣の手腕も見逃せない。今オフ、レバンガ北海道は積極的にグローバルな視点で補強を進めており、その姿勢はリーグ全体でも際立っている。オカフォーの獲得によって、レバンガは来季の“注目チーム”として一気に存在感を高めたと言っていいだろう。


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坂田彩音 Ayane Sakata

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター