殿堂入りのテレル・オーウェンスなど50人の元選手らによるグループが、新たなプロフットボールリーグ「フリーダム・フットボールリーグ(FFL)」を始動させる。
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現地6日、グループを代表し、ニューオーリンズ・セインツやマイアミ・ドルフィンズなどでプレーした元NFL選手のリッキー・ウィリアムズが発表した。
リーグの公式サイトによると、FFLは元選手や企業家、フットボール関係者らによって2017年に発足。1000億円規模のマーケットを誇り、大富豪によって運営されているNFLに疑問を感じた共感者によって運営されるという。現在のNFLにはオーナーサイドと選手やコーチとの間に大きな分断があり、そのことで選手の健康侵害やファンからの過剰搾取などが横行している、という主張だ。FFL各チームのオーナーシップは、元選手、現役選手、地元のチーム運営者、そしてファンたち自身が持つとしている。
テレビ番組『Outside The Lines』でリーグの構想を語るリッキー・ウィリアムズ。
「FFLは、僕の情熱や、社会正義、経済的平等、健康維持、フットボールへの愛などが最高な形で融合した結晶です。」ウィリアムズはそう語る。
その言葉通り、リーグは具体的な構想として、所属選手に対しては健康面のサポートを充実させ、NFLでは許容されない選手らの社会的主張を促進、ファンには最新テクノロジーを駆使した新しい観戦体験を提供し、オーナーシップ締結などで経済的平等性の実現を目指すという。
チームは2つのカンファレンスに分かれ、現在合計10チーム。ウェスタン・カンファレンスはサンディエゴ・ウォリアーズ、オクラホマシティ・パワー、ポートランド・プログレス、テキサス・レボリューション、オークランド・パンサーズ。イースタン・カンファレンスはオハイオ・プレイヤーズ、フロリダ・ストロング、バーミンガム・キングス、セントルイス・インディペンデンス、コネチカット・アンダーグラウンドで構成される。
選手は元NFL選手、大学や高校の卒業生、他国のプロリーグでプレーする選手らによって構成される予定だ。2020年に本格的な開始を見込んでいるという。
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